モンゴルに行って好きになったもの。
その一つは
「雨上がりの後の薫り」
モンゴルでは、乾燥して砂埃がまっています。
雨が降ると、その砂埃が落ち着いて、緑や草(ハーブ系)の薫りが
ぶわ~っと湧き立つようにするのです。
雨上がりには、モンゴル人の友人と「散歩行こう」と、よく歩きました。

それ以来、日本でも雨も好きになりました。
雨が降ると塵や砂が落ち着いて、この季節はやっぱり木や草の薫りがします。
大きく息を吸い込むと、本当に気持ちいい。

地球を守ろうって言うけど、私の大学の時の後輩が言っていたのは
「地球のため、地球のため、って言うけど、結局は人間のためじゃないか。地球を守ろうって、結局自分たちが住みやすいように、自分たちが滅びないように、自分たちを守ろうってことじゃないか。地球は痛くもかゆくもないかもしれない。人間は勝手に地球のために、って美しく聞こえるように言ってる。」
目からうろこでした。
私がいま、チームマイナス6に入ったり、
「地球環境を守ろう」としているのは、正直に考えると
やっぱり自分のためであり、
自分の愛する人たちのためであり、
未来の自分の子どもたちのため。
私達が、幸せに暮らせるように、
いつも雨上がりの緑の薫りを嗅いでいられるように
「足るを知る」暮らしをしていきたいです。