リトル・ミス・サンシャイン
¥3,087
Amazon.co.jp

最近、ずいぶんと寒くなって秋の気配を感じます。

秋の夜長、観て面白いと思った映画をご紹介させていただきますやや欠け月 カチンコ


私は日常生活の中に見い出すプリズムを描いたような映画が好きです。

日々変わらない光の中で暮らしているのだけど、ある日ある時、その光の屈折の加減で人生が違った角度から見えてくるような。


この映画も、アメリカの普通の家庭が描かれていて、妻、夫、長男、末娘、おじいちゃんとゲイの叔父が1台の黄色いバンに乗ってアリゾナからカリフォルニアまで旅をする様子を描いたストーリーです。

目的は、末娘オリーブがミス・サンシャイン・コンテスト(美少女コンテスト)に参加するためですが、それぞれに生きづらさや悩みを持っている家族が、次々と遭遇する苦難にぶつかるたびに、そしてある意味、比較社会、競争原理、美的優劣への幻想を象徴しているかのような “美少女コンテスト”に純心で無邪気なオリーブを飛び込ませるとき、家族は1つの愛情で結ばれます。


なんだか笑いながら胸がジーンと温かくなる映画です。

家族はどんな形であれ、1つのユニットで仲間なんじゃないかって思わせてくれる映画です。

情けない時も、弱いときも、落ち込んでいるときもあっていいじゃないかと。


末娘役のオリーブちゃんがとても可愛らしくて魅力的ですハロウィン

お薦め映画の1つです。 是非ご覧いただけたらと思います演劇