photojournalism2007


読書からのお知らせではありませんが、9月3日(月)~9月16日(日)まで、DAYS国際フォトジャーナリズムの写真展 が、横浜市にある赤レンガ倉庫1号館にて行われています。


目を覆いたくなるような写真は、21世紀今現在、世界のどこかで起こっている現実です。


きっとこういう場面に遭遇して被写体にカメラを向けるカメラマンやジャーナリスト、或いは一般人などは、

『なぜ自分はこんな写真を撮っているのか...。 何を撮って満足しようとしているのか...?』

と葛藤しているのに違いないと思う。


きっとその答えは、見る側の受け取り方、その反応のみに委ねられているような気がします。


子供の瞳に写る戦争というものほど、切ない風景はありませんね...。


追記:9月7日、本日行ってきましたあし

予想を遥かに超える展示写真の数々を見ていて、3度ほど涙が出そう

になりました。

インドでは女児が生まれると多くが殺されてしまうという現実、

寒さと空腹感を抑えるためにコカインを幼児に飲ませる親、

人口過密のフィリピン、貧しさからの犯罪で6歳の子供までが収容され

ているという飽和状態の刑務所、

人身売買が深刻な問題となっているヨーロッパで最も貧しい国といわれ

ているモルドバの女性たち。

彼女達は知らないうちに知らない国に売り飛ばされて、精神状態も健康

状態もズタズタに壊れていました。

戦地では女性と子供が何の慈悲心も無く殺されています。



イラクの少女

DAYS国際フォトジャーナリズム大賞1位の作品、女児が血に染められて泣き叫ぶ姿の写真は、イラクでの米兵が夜間パトロールの際に、子供3人を乗せた一般家族の車を 敵軍の自爆車両と勘違いして父母を射殺した現場の写真でした。


毎月20日にDAYS JAPAN というフォトジャーナリズム誌が発行されています。

世界のリアルな現状を写真と記事が教えてくれます。

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