今回のCDに入っているブックレットの中の
各巻紹介005が2個あるように見える。
目が悪くなってきたのかな…


閑話休題



女王蜂の甘美なる交合 第1章 白鴎編の感想です。
ネタバレありますので、ご覧の際はお気をつけ下さい。
(誤字あったので、直してます。すみませんでした)








大切に慈しみ、愛したい。
屈辱に組み敷き、強く縛り上げ苦しめたい。
気持ちとは裏腹になる行動。
それは日々強くなる高僧の呪いのせいか、
完全に自分のものになってない彼女を求めるが故か。


その愛すら
やがて女王になるだろう彼女を愛したいのか、
彼女が彼女だからこそ愛したいのか。

ない交ぜの心は見えるけど、そのスタンスは
どうも一歩離れているような感じがしないでもありません。

凶悪な欲望を抑え込み、心配するわたしに呪いの存在を
気取らせないように配慮するシーンはあるのですが
本性を現している…かとなると、少々不足気味かと。

一作目になるので、世界観なども織り込みつつ
なおかつ、入りやすくする配慮
トラックリストから見ると、大枠が固定されているみたいなので
そのあたりも込みで…となると相当大変そうですが
出来たらもう少し頑張って欲しかった。

大枠固定が無ければ、最初からフィニッシュ直前シーンをごく短めにいれて
抑えがたい所を入れてから、
その後の話で落ち着いたと思ったのに、また呪いが高まって…とか
(でもこれをやると他の章も似た始まりになって面白みがなくなりそう)

もしくは最初は、そのままで宥めにいくのを、わずかに早い時間にして
宥められたかな…ほっと一息と思ったら
日がかげった途端に呪いが高まって豹変して…というのも面白いかも。
甘い気分も味わえて、入門としては悪くはないけれど、あともう一歩という感じです。
言葉尻とか、本当に細かい所だけちょっと変えたら凄く良くなりそう。


そうは言っても18歳以上推奨なので、表現はストレートでエロティック、
演技も良いですし、吐息やリップ音も色っぽくて好きです。


ただそういうシーンは短めで少々説明的なので、そちら目的であるのなら
物足りない人もいると思います。

欲望って色々ありますが、制御しきれない凶暴なものもありますよね
そのあたりもう少し出たらいいかな…と。
と言っても豹変している所もあるし、行ってない訳じゃないし、何処となく穏やか。
彼が1番マイルドらしいので、その辺りは偽りなしです。
入門編という事なら悪くないかと。

余談ですが、どの辺りが背徳か私にはちょっと分からなかったという…



今回のテーマの緊縛。
正直に言いますが、これ私自身はよく分かっていませんでした(笑)
苦痛と快楽の境界線ギリギリを攻めるのかな?

傷になるような事や、長く跡が残るようなことにはなっていないので
本当の意味で酷いことをしないという、その点が信頼なのかなと、最後まで聞いて少しわかりました。

あと、麻縄って硬そうなイメージだったのですが、聞いているとどうも違いました。
(何せ私の認識のなかでロープと言われて出るのは
園芸用に工事用トラロープ、綱引き…という程度なので)
随分しなやかな感じがすると思ったら、ブックレットに記載がありましたが
手入れしているとのこと。

それってどんな?

今度はそちらの方が気になって
ちょこっと調べてみると、煮てなめすという方法などがあるみたいです。
(これ以外にいくつかある模様)

…煮る?ぐつぐつと?
文章見ながら、その場面が目に浮かびそうになってます(笑)
そういえば使っていくと毛羽だったりするよね、
そういうのも、ちゃんとするんだよね…?

腕を、体を、締め上げて攻め立てるという行為なのに、
聞いているとかなり配慮感を覚えました。
これが好きだからやるのだろうけど、
されるより、する方が
気をつけたり気を遣う所があって大変そうです。


何だか支離滅裂気味ですみません。

何だか違う方向へ脱線しそうなので感想はここまでということで。
さて次の巻はどうしようかな?