このCD買う前日、たまたま寄ったら
真夜中の饗宴の初回版がぽつりと1枚。

……前から欲しいと思ってましたよ?
店頭に出てないなぁって、時々棚チェックしてました。
いよいよ余裕ある時に通販しかないかって思ってたよ。
この日はね
別のCDちらっと見るために通ったんだ。
目がいったのも偶然だったりするんだ。
な、何故に、このタイミング?
これは飛び込めというのでしょうか?


閑話休題


DIABOLIK LOVERS MORE, BLOOD No.3 無神ルキ感想です。
ネタバレありますので、ご覧の際はお気をつけ下さい。






目隠しをされたまま、塔の上に連れてこられたわたしを待っていたのは、彼だった。
一歩でも動けば、身を投げ出してしまう事になるような場所で提示された選択は2つだけ。

落ちるか、
落ちないか。

わたしの心に従った真実の言葉だけを聞き届けてやる。
彼、無神ルキはそう言った。

わたしをさらって連れてきた無神兄弟の長男。

わたしの秘められているだろう秘密を検分するために服をナイフで切り裂いて、
落としめるために、体に残された噛み跡に舌を這わせていく。


けれど、正直な願いを言わないわたしにしびれを切らし、彼はわたしを塔の端で再び追い詰める。

冷酷な声が告げる。
人間の感覚や感情など、もうないと。
と言うことは…かつてはあったの?

突き落とされる恐怖の前にして応えたわたしにルキはご褒美だと牙を突き立てる。

おちるか、おちないかじゃない。
おちるしか、ないんだ。

連れて来られた塔の上から地上へ落ちるか
それとも彼の手に落ちるか。

そして彼もわたしの血に酔い、
その味に香りに落ちていく。

欲望が
嫉妬が沸き起こり、執着が始まる。

恐怖に落とし、快楽に落として
一瞬、逃れようとしたわたしを捕まえて、言う。
もう絶対に逃がさないと。
自分なしではいられないように仕立ててやると。


最初、コウくんの時と同じ感覚が起きていて、もしかしてまた落ちていけない?
どうして?と思いきや。

彼が
やっと自分に向き合う気になってきたか。
あたりで落ちた。
これまで向き合って無かったのか、私。


そこはさておき。

正直に言うと声と吐息に煽られたし、冷静な声が崩れる所も好みです。

優しさならコウくんの方が確かにあった。非常に細かい話ですが、添い寝してくれるあの一瞬の空気は好きです。
(我ながら細かすぎだろうと思いますが、好きなんだものしょうがない(笑))
エサなんて言わないって言ってくれたけど、大事にしてくれそうな雰囲気と同時に、かすかなブレを感じていたりします。それで信じ切れてない部分があったようです。


それにしても…自分がブレを感じなかったと言っても、

特別な…っていっても、
アヤトの時はエサだし
今回はサーバントだったりするのに。
そっちの方がいいのか?!

それとも、どちらも恐怖から始まったからよりそう感じたのかしら?