友人からのメールに、
電子辞書が壊れたので買い換えたのだけれど、今までの物より使いにくいという嘆きが。


カラーになって見やすくなり、
発音も音声で聞けるようになって、
たくさんの辞書が入って色々使えて、
便利になったのかと思っていたのですが、どうもそうでは無い様子。

基本のビジネスモデルに第2言語を外部辞書で足したせいなのか、レスポンスはこれまでよりも悪くなり、
見出し語もこれまで出ていた物が出なくなり、調べにくくなったようです。

例えば、『総動員』
これを調べると『騒動』などは出ますが、肝心の総動員は出ません。

この話を聞いて、教室の仲間の辞書が同じメーカーの第2言語モデルなのでどうなるか試して貰いました。
辞書自体は友人が外部で足した物と同じなので、当然ながら結果は一緒でした。


これが『歯が立たない』だったなら、まず『歯』を調べてから…という方法も考えられます。
でも『総動員』を第2言語でどう表現するかを調べる場合、このままでは難しそうです。
動員から総動員が出てくれる物なのか(試すのを忘れました)
例えば近い言葉『全員』などに書き換えるか。
最適な方法や設定が見つかるまで、ちょっと大変そうです。

それにしても
たまたま、ここだけなのかもしれませんが、技術が進んで機能は上がっているはずなのに手間が倍になったような錯覚を覚えます。
高機能化は便利になること、って私の思い込みなのかな?
本当は機械に使われるという現象が起こりやすくなることなのかな。


ちなみに私が使っているのは、2年前くらいに第2言語国の製品を買いました。
本当は日本製欲しかったのですが、高くて手が出ませんでした(笑)

モノクロ液晶、
バックライトも音声もナシ、
レスポンスは一昔前レベル。
メニューは全て第2言語ベース。
かなり地味です。

でも、ジャンプ機能と履歴が楽しい。
調子に乗ってジャンプを繰り返し、気が付いたら本来調べる物から遠く離れていたなんて事もあります。

高機能化も悪くないと思います。
私個人は好きです。全部入り

でも機能特化型も欲しいなぁ。
廉価版でもいいかな。
コストやら何やら考えると簡単ではないと思いますが、あったら嬉しいな。