一番苦労して書いた部分だけが消えてしまって、
心が折れるというより、ひびが入った(笑)レビューをUPします
実は結局ほぼ全部書き直したという…

閑話休題


大正吸血鬼異聞 第一夜の感想です
多少のネタバレを含みますので、ご覧の際は気を付けてくださいね。







<原作はアプリのゲーム>
アプリでの舞台は大正で主人公は
この時代に珍しい大学の聴講生です。
ちなみに私はこれの無料体験版のみプレイしてますので、
それぞれの立場と二人の関係性のごく一部が分かっている程度。
分からなくても全く問題がないと思われます。

<始まりの舞台はヌーヴェル・マリエ香緋店>
昼間は美味しいコーヒーを出してくれるカフェー
でも満月の夜だけ、血に飢えた吸血鬼と
肌に牙を立てられることで、妙なる悦楽を感じる資質を
持つ乙女をつなぐ場所へと変貌します。

<3つのストーリー分岐あります>
宝生呉葉、もしくは亜蘭朱里を選んだ場合
そして、どちらも選べなかった場合の3つです。



宝生呉葉編
物静かな青年という感じ、ちなみに
地味に音声レベルも低めになってます
でも聞き取れないというという事はありません。

穏やかな声ですが、言うときは言う
かなり大胆なことも。

ヤンデレだそうですが…
聞いた後、思わず言葉の意味を調べに行ってしまいました
それくらい病み部分があまり感じられないです。
あるとするなら
他の男が君を見つめるなら、その目を握りつぶす…あたりかな。

バラ園から戻ってきた後のシーンが個人的に好きです。
ここのささやきとか、吐息が好きで、しばらくひたっていたほどです。


亜蘭朱里編
尊大な口調の吸血鬼の王族。
呉葉も同じ王族ですが彼とは対照的で威圧感を持ってます。
耐えているわたしに気づいて、手をゆるめることなく
(わざとそう宣言している様子?)攻めてくるところはSです。

でも戻ってきた後、一ヶ所を除いて傷を癒してくれます。
が、その後わたしに改めて刻みつけることも忘れません。


どちらも選べない編
困ったことになったといった呉葉がいきなり凄いことを
言い出す、驚きの展開からスタートします。
(ヤンデレの病み部分はこっちの方があると思う)
この台詞を朱里が言ったら血の気が引いたに違いない。

店のドアが閉ざされ、長いすに寝かされることになり
最終的に二人から攻められてしまいます。
合間にそれぞれからの台詞が入ってくるところは
ちょっと珍しく、新鮮でした。
こういう使い方もいいですね。


1枚のCDに3パターンなので、当初は物足りないかな…と
思ったのですが、濃縮されている感じでした。
ひとによっては、もうちょっと続いて欲しいかなって
感じる人もいるかもしれません。
今回の二人はとても対照的に書かれていました。
互いの呼び方も違いがあって細かく作っているのかなって思いました。

あと、聞き返しがほぼ無かったように思います。
次回はどんな感じになるか、楽しみです。