金魚・ブリストル・自由研究? -292ページ目

グアニン結晶による光彩を持っていない金魚?

⑪配合の稚魚の紹介途中ですが、”グアニン結晶による光彩を持っていない金魚”を考えたいと思います。

本来、金魚はグアニン結晶により光を強く反射する光彩を体表のほぼ全体
(瞳やヒレ等以外)に持っていたが、モザイク鱗体(モザイク透明鱗の個体)の
キャリコ(三色)出目金の出現で光彩がなく光をあまり反射しない部分を
持つようになり、次にグアニン結晶による光彩を全体に持たない透明鱗体も
派生してきたと私は理解しています。
透明鱗体といっても完全なスケルトンではなく、いくつかの色素胞はあるので
その色素胞の光の反射のしかたにより
朱色、白色、黄色、黒色そして浅葱色などはあります。

問題はグアニン結晶による光彩と白色素胞による白くみえる部分との区別に
あると思います。
ある程度成長すれば、グアニン結晶による光彩か白色素胞による白色なのか
区別がつき易いですが、小さい稚魚の段階では明瞭でないので多少困難です。

現時点で私がグアニン結晶による光彩を持たない個体と思っている例を
少し紹介します。

① 14kur002b.-c♀ シルク・透明鱗・ブリストル
左見:
イメージ 1











右見:
イメージ 2










② 14gre006b.-(me)♀ 墨・影鹿の子・ブリストル
               (網目鱗の透明バージョンタイプと考えています)
左見:
イメージ 3











右見:
イメージ 4










③ 14gre001b.-(me)♂ 墨・影鹿の子・ブリストル
              (網目鱗の透明バージョンと考えています)
左見:
イメージ 5











右見:
イメージ 6










これらの個体にグアニン結晶による光彩は無いように見えます。
ただし、解剖して化学分析をしていないので絶対的ではありません。

②と③の寿恵廣錦(スエヒロニシキ)の作出者である大阪のGREENさんが
今週の金曜日(12日)夜19時30分よりTVのBS1”美の壺”に出るそうです。
機会があればご覧になって下さい。