自由研究”網目鱗の遺伝”の纏め
”網目透明鱗(網目鱗)”X”モザイク透明鱗(モザイク型)”である②配合の稚魚で
透明鱗系の50匹(51匹中1匹は★)の稚魚の画像を
全て紹介してきました。
その中で光彩を確認できた個体は47匹、
そして確認ができないのが③、⑲と㊽の3個体でした。
その3個体は”透明鱗(無光彩型)”なのか?
若しくは、本当は光彩があるにも関わらず視認できないだけなのか?
残念ながら現時点の私の実力では判りませんので、不明のまま保留します。
同じく”網目透明鱗(網目鱗)”X”モザイク透明鱗(モザイク型)”の組み合わせの
配合であった⑪配合の稚魚で透明鱗系の26匹は全て光彩が
確認できました。
この47匹+26匹=73匹に光彩があり”モザイク透明鱗(モザイク型)”で
3匹が”透明鱗(無光彩型)”?です。
透明鱗系の全76匹(50匹+26匹)中73匹が”モザイク透明鱗(モザイク型)”と
確認されているので確率は96%になり、ほぼこの透明鱗系は
”モザイク透明鱗(モザイク型)”であると判断します。
②配合の稚魚で無作為にキープされていた105匹中54匹が
”普通鱗(全光彩型)”であり透明鱗系が51匹でほぼ 1:1 の比率でした。
結局②配合の”網目透明鱗(網目鱗)”X”モザイク透明鱗(モザイク型)”の稚魚は
”普通鱗(全光彩型)”と”モザイク透明鱗(モザイク型)”の比率がほぼ 1:1 と
なりました。
また①配合の”網目透明鱗(網目鱗)”X”網目透明鱗(網目鱗)”の稚魚は
100%”網目透明鱗(網目鱗)”でした。
また"megryukin"さんの所でも輝竜(網透明鱗)同士の配合からの
稚魚は100%網透明鱗(網目鱗)であったと紹介されています。
この①配合と②配合の結果から”網目透明鱗(網目鱗)”の遺伝子は
”普通鱗(全光彩型)”の遺伝子と”透明鱗(無光彩型)”遺伝子に
劣性であるという従来からの説が覆ります!!!
何故ならば”普通鱗(光彩型)”の遺伝子と”透明鱗(無光彩型)”遺伝子
そして”網目透明鱗(網目鱗)遺伝子が同じ遺伝子座の複対立遺伝子で
”網目透明鱗(網目鱗)”が他の二つの遺伝子に対して劣性であるならば
”網目透明鱗(網目鱗)”X”モザイク透明鱗(モザイク型)”配合からの
稚魚は”普通鱗(全光彩型)”が50%と”モザイク透明鱗(モザイク型)”ではなく
”透明鱗(無光彩型)”が50%の1:1 の比率になる筈だからです。
この上記内容を”ヒトのA・B・O式血液型”の遺伝に例えてみます。
OはAとBに対して劣性で、AとBは不完全優性の関係で
血液型のA型は遺伝子はA・AかA・OでB型はB・BかB・Oで
O型はO・Oのみですし、AB型はA・Bのみです。
従来からの説を例えてみれば”普通鱗(全光彩型)”とA型、
”透明鱗(無光彩型)”とB型、”網目透明鱗(網目鱗)”とO型、
”モザイク透明鱗(モザイク型)”とA・B型が類似の条件と考えられます。
とすれば、”網目透明鱗(網目鱗)”X”モザイク透明鱗(モザイク型)”は
血液型の”O型(O・O)”X”A・B型(A・B)”と同条件になり
子供はA・Oの”A型”と、B・Oの”B型”の子供が確率的には1:1になります。
つまり”普通鱗(全光彩型)”と”透明鱗(無光彩型)”が1:1になる筈です。
しかし、結果は”普通鱗(全光彩型)”と”モザイク透明鱗(モザイク型)”が
1:1 でした。
その結果から”網目透明鱗(網目鱗)”の遺伝子は”普通鱗(全光彩型)”や
”透明鱗(無光彩型)”の遺伝子と同じ遺伝子座にあると考えられず、
その為、優性劣性関係でなくなります。
それでは、”網目透明鱗(網目鱗)”の遺伝子の対立遺伝子は何なのか?
"megryukin"さんが7月12日の時点で”網透明鱗(網目鱗)”は
”普通鱗(全光彩型)”と”透明鱗(無光彩型)”の対立形質でなく、
対立形質を”非網透明鱗(非網目鱗)”とする考えを提示したのは卓見でした!
ただ、その時点では②配合の稚魚の透明鱗系の個体の中に
光彩を持っている個体がいるぐらいしか確認されていない状況でしたので
まだ証拠不十分でした。
その後に⑪配合と②配合の稚魚の透明鱗系の個体を
全て一匹づつ撮影することにより、
ほぼ全てが光彩をもつ”モザイク透明鱗(モザイク型)”であると確認できました。
それでは”網目鱗”とその対立形質の”非網目鱗”をどのように
定義すればいいでしょうか?
その対立形質の”非網目鱗”は”普通鱗(光彩鱗)”と”透明鱗(無光彩鱗)”に
共通する形質であるはずです。
「一枚の鱗の中に光彩がある部分と無い部分が混じらない。」
確かに、それは非網目鱗系の鱗に共通しています。
しかし、網目鱗系にも無光彩型の網目鱗があるように私は考えています、
その鱗には光彩がなく混じっていませんので
非網目鱗形質の定義に出来ませんね。
うん~疲れました!
今後も網目鱗と非網目鱗の定義をじっくり考えていきたいと思います。
尚、赤色で表示されている語句は私が提唱する表現です。