劣性形質の遺伝
4月2日に弥富春祭りがあり、金魚組合員による金魚の品評会とオークションも
開催されるので、見学に行ってきました。
全国の金魚愛好家も見学やオークションに参加していましたので、
その合間に金魚談議等の交流をして楽しく過ごしました。
昨年の秋に、お会いした愛知県水産試験場の主任研究員のA氏も
参加してみえたので、良い機会と思い金魚の遺伝について聞きました。
前回にお会いした時に金魚のアルビノ形質は劣性遺伝で”二つ”の遺伝子座が
関連していると聞いていたので、それは、どのように判断されたのか等を
聞いてみました。
・・・アルビノ形質の個体とアルビノの遺伝子を持たない個体との
交配F1は全て非アルビノ形質になり、次にそのF1同士の交配をして
出現したF2の個体中にアルビノ形質の出現率を算出して
”十六分の一”だったので”二つ”の遺伝子座が関連していると
判断した。
もしも”三つ”の遺伝子座が関連する劣性遺伝の場合にはF2に出現する
劣性形質個体の確率は”六十四分の一”ですし、”一つ”の遺伝子座だけの
劣性遺伝の場合には、F2に”四分の一”の確率で劣性形質個体が出現します。・・・
(*実際に聞いた内容そのままを再現したものではなく、文書化する為に
かなり要約したり加筆した意訳です。内容文責は全て私にあります。)
”四つ”の遺伝子座が関連する劣性遺伝の場合には、私の計算では多分(?)
”二百五十六分の一”の確率でF2に劣性形質の個体が出現すると思います。
何故、このような面倒くさい内容を展開しているのかと云うと、
網目鱗型(網目透明鱗)の遺伝が劣性遺伝のポリジーン遺伝
(複数の遺伝子座による遺伝)らしいと思うようになったのですが、
では幾つの遺伝子座が関連しているかが不明だからです。
尚、赤色で表示されている語句は私が提唱する表現です。