透明鱗で浅葱色、普通鱗で銀鱗
キャリコ金魚に嵌っていくと一度は通る道かもしれません。
以前、青錦の爽やかさに魅了されたことを書きましたが、
金魚界で浅葱色(アサギイロ)と表現される青色には不思議な魅力があります。
青色の科学的な根拠を正確には知りませんが、
赤ん坊の蒙古斑のようなもので透明鱗の下にある黒色素胞が
透明鱗を透して見える時に青く見えるとの説のようです。
キャリコ出目金の透明鱗が出現して初めて青色は金魚の色の一つになりました。
この青色に魅了されてキャリコ柄(赤色、黒色、白色、浅葱色)から
赤色と黒色を極力抜く試みが金魚界の先輩達によってなされました。
その結果、朱文金から青錦、東錦から鈴木東と天青などが作られました。
(これらの事例は私の未熟な知識ですので間違いがあるかも?)
そこまで青色に徹底しなくても少なくとも青色を重要視する傾向が
多くのキャリコ金魚の愛好家にあったのでは?と推測しています。
彼のイギリスのブリストル朱文金の愛好家達にもあるようです。
協会のBAS(1月12日と2月27日のブログに"B.A.C."と記載しましたが、"BAS"
に訂正します。)はブリストル朱文金を"BRISTOL BLUE SHUBUNKIN"とも標記し、スタンダードとして青色の部分が少なくとも25%以上としています。
青色を増やすには、まず透明鱗が必須ですので必然的に普通鱗の割合を
減らさなければなりません。
その結果、キャリコ柄モザイク鱗体の金魚の多くが
普通鱗の少ないタイプになったのかも?と浅はかに考えています。
ところが、いつからか知りませんが銀鱗として普通鱗を
評価する流れも出てきています。
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この3匹は前回に掲載した同じ銀鱗ブリストルです。
前回は左側面でしたが今回は右側面を見て下さい。
1番上の画像は銀鱗があまり輝いていませんが、
2番目と3番目の画像では銀鱗がよく輝いています。
これは、撮影時の光の当たり具合によるものです。
浅葱色を追い求めて透明鱗を!銀鱗を追い求めて普通鱗を!
我らホモサピエンスの嗜好は面白い!