フジコ・ヘミングさんが亡くなられた。
今朝の新聞にも載っていた。
いわゆる、世間一般的に有名になったのは、
私の脳みそをぐるぐる回してみても、
そんなに昔ではない。
『オーラの泉』という、当時、大流行りしたテレビ番組があったが、
フジコ・ヘミングさんが、呼ばれたことも。
そんなことがあったので知ったのですが、
一時期、売れ方に抵抗がありました。
ある時、テレビで他の番組を見ていたら、
サロンのようなところにいる、フジコ・ヘミング。
やがて、1人でピアノを弾き出した。
皆、ピアノのそばにやってくる。
曰く、
「『ラ・カンパネラ』は、私が弾くのがいいの。
他の人の演奏は聴かない。」
的な発言をされていたので、正直びっくりしたが、
それくらいの自信がないと、大ホールでの演奏なんて、できないだろう。
『オーラの泉』では、
「スピリチュアル・カウンセラー」の、
江原啓之が、美輪明宏等とゲストを迎え、
オーラの色を見たり、現世や過去世をみる、
というかたちで放映されていた番組だった。
で、フジコ・ヘミングさんが、ピアノを弾きながら登場。
江原さんは、
「フジコさんのお母様が、今、ここにいらしてますよ?」
「どう?この子は、ピアノを弾くために、うまれてきたのよ。」
と、誇らしげにするのだけれど、
フジコさんに向かっては、口悪く、
「バカ!」と呼ぶ、と。
生前のお母様は、
フジコさんへの教育も厳しく、
「殺したいくらい頭にきたことがあった」とも。
だが、江原さんが、
「お母様は、喜ばれていますよ?」というと、
素直に
「うれしい」という場面も。
ほかの番組では、こうもおっしゃられていた。
「ちょっとでも自慢げに弾くと、すぐ、(演奏が)ダメになる」
的なこと、「神を怖れる」、という、
信心深い人なのだ。
『オーラの泉』でも、その話になって、
江原さんに、
「あなたは過去世で、修道女だったのに、
恋愛して、駆け落ちしたことがあります。
ですから、今世では、恋愛には恵まれないでしょう。」
と。
そういえば、レナード・バーンスタインが好き、ラブレター💌書こうとしたぐらい❤
と、キュートな心も持つ一面も。
ご冥福をお祈り申し上げます。
小澤征爾さんを仲人に、
ぜひとも、バーンスタインに、
て、調べたら、バーンスタインは既婚でした。
じゃあ、「茶飲み友だち」、は、どう?
…失礼しました。。。
ゆきやなぎひろこ☃。