まえまえです (#⌒▽⌒#)
今日は、真面目なお話です。
税金の話
はたして、
売電によって得た収入は、
課税されるのでしょうか?
まず、
個人でサラリーマンの場合、
一般の給与所得者にとって、給与所得以外の収入は
すべて雑所得になります。(宝くじとかは別)
当然、太陽光発電の売電収入は、雑所得となります。
この雑所得が、20万円以上になれば、
確定申告が必要になります。
では、
~その20万円の計算について~
単純に売電価格が、
年間20万円を超えたら申告ということはなく、
売電収入を得るための必要経費を計算して、
差引ができます。(一種の事業となりますので)
例を取って計算いたしますと、
例えば、
設置費用300万円-国からの補助金28万円=272万円
⇒これが、設備投資費用と仮定します。
太陽光発電の耐用年数が、
一般給与所得者の場合は、17年となり、
(耐用年数は、業種によって違ってきます。法人で自動車関係の会社なら9年とか・・・)
定額法を適用して
272万円÷17年で、16万円が年間の減価償却額になります。
次に売電予測が、計算しやすいように、7000kwhとして、
80%を売電、20%を自己消費としますと、
自己消費分は、家事業扱いとなりますので、
課税対象にはならず、差し引かれます。
7000kwh×80%=5600kwh×売電単価42円=235200円
⇒これが、売電収入予定金額となりますので、
売電収入予定金額235200円-減価償却費160000円
=75200円 ⇒雑所得金額となります。
ですが、
他に雑所得がなければ、20万円以下となりますので、
太陽光発電システム設置に伴う、
申告の必要は無いということになります。
もちろん、
株取引などで、他の雑所得がある場合は、
この75200円が雑所得金額には変わりありませんので、
合算で20万円以上になった場合は、
この金額も含めての確定申告が必要となりますのでご注意を。
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