たくさん雨が降ったある平日、有給休暇を取った夫に誘われて東京国立近代美術館にやってきました。
「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」が開催中
一般2,200円がぐるっとパスで100円引きになります。
でも前売り買った方がもっと安いよ。
HPより
「セーヌ川のほとりに建つパリ市立近代美術館、皇居にほど近い東京国立近代美術館、大阪市中心部に位置する大阪中之島美術館はいずれも、大都市の美術館として、豊かなモダンアートのコレクションを築いてきました。本展覧会は、そんな3館のコレクションから共通点のある作品でトリオを組み、構成するという、これまでにないユニークな展示を試みます。」
という展覧会です。
東京都国立近代美術館はNational Museum of Modern Art, Tokyo で【MOMAT】と略されるように、パリ市立近代美術館は【MAM】、大阪中之島美術館は【NAKKA】略されます。
(でも、私は「近美」って呼ぶなぁ…)
ほぼほぼ写真撮影OKでした。
気に入ったトリオを貼り付けます。
コレクションのはじまり 椅子に座る人物像
郵便配達夫 佐伯祐三 NAKKA
鏡台の前の裸婦(読書する女性) ロベール・ドローネー MAM
金蓉 安井曽太郎 MOMAT
こんな風にテーマに沿って3作品が並びます。
日本人作家と外国人作家の作品が混ざるようにもなっています。
都市の遊歩者
レストラン(オテル・デュ・マルシェ) 佐伯祐三 NAKKA
わたしはどうやらこの画家さんが好きになったようです。
並木道 松本俊介 MOMAT
モンマルトルの通り モーリス・ユトリロ MAM
この画家さんも好きかも。
夢と幻影
夢 マルク・シャガール MAM
雲の上を飛ぶ蝶 三岸好太郎 MOMAT
幽霊と幻影 サルバドール・ダリ NAKKA
空想の庭
椿と仔山羊 辻永 MOMAT
家と庭 ラウル・デュフィ MAM
果物棚 アンドレ・ボーシャン NAKKA
モデルたちのパワー
椅子にもたれるオダリスク アンリ・マティス MAM
裸体美人 萬鉄五郎 MOMAT
新美の巨人たちでも紹介された重要文化財
7月23日~8月8日までは展示替えで観られないのでご注意ください。
髪をほどいた横たわる裸婦 アメデオ・モデリアーニ NAKKA
そして美の女神たちのTRIO
青い鳥 ジャン・メッツァンジェ MAM
五人の裸婦 藤田嗣治(レオナール・フジタ) MOMAT
藤田嗣治さんの絵が撮影できるのって珍しい。
プリンセス達 マリー・ローランサン NAKKA
アーティゾン美術館のマリー・ローランサン展ではメインアートでした。
まだまだたくさん興味深いTRIOがありました。
ひとつの展覧会で総勢110名の作家さんの作品が観られて、とっても面白かったです。
TRIO展の出口はそのままグッズ売り場です。
オリジナルグッズが多数並んでいました。
Wファイル(715円)を購入
ここではポスカも販売されていましたが、なぜか近美【MOMAT】の所蔵作品のポスカは見当たらず…
それらはミュージアムショップの方にありました。
3枚セットで購入したい場合は、ミュージアムショップのほうも行ってみてね。
ちなみにポスカは100円。
常設展も面白いので、是非!