新宿区立漱石山房記念館の後、東京オペラシティーアートギャラリーにやって来ました。
同じ新宿区ですがとても離れています。
アートギャラリーには見たこともない入場列がありました!
さすが日本を代表するイラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍を続ける宇野亞喜良さん展覧会です。
終了日前日だということを忘れていたこと。
オペラシティアートギャラリーはいつでも空いてるという思い込み。
事前によく調べず1時間あれば観れるよね~と思っていたら900点以上の作品数だったこと。
日曜美術館での放送後だったこと。
これらの計算ミスを重ね、宇野亞喜良展に入場できた時は閉館の45分前でした…。
という訳で駆け足でささっと観てきました。
すごい作品数なのでとても全部は観れません…。
宇野さんの創作はイラストレーション、ポスター、絵本、書籍、アニメーション映画、絵画、舞台美術など多岐におよびます。
宇野さんの初期から最新作までの全仕事を網羅する、過去最大規模の展覧会。
1950年代の企業広告をはじめ、1960年代のアングラ演劇ポスターや絵本や児童書、近年の俳句と少女をテーマとした絵画など、多彩で貴重な原画や資料等が展示されていました。
ほぼほぼ撮影可でしたが、混んでいて写真を撮るのも大変でした。
カルピスの広告原画 1956年頃
雑誌「新婦人」の表紙 1961年頃~
「あのこ」 カバー原画 1970年
てんぐちゃん 原画 1972年
「きんのおの」 原画 2017年
オリエンタル中村百貨店 ポスター 1972年
ポスターの立体的な展示は圧巻でした。
渋谷・コクーン歌舞伎のポスター 2015年~2018年
舞台美術
「星の王子さま」 人形 2009年
「星の王子さま」 衣装原画 2009年
麻布十番納涼まつり 2014年
ディズニーともコラボしてた! 2022年
全然、時間が足りませんでした…(←自分が悪い!)
閉館時間を過ぎてもまだ多くの人が館内にいて(私達も含め)10分を過ぎたあたりから、退館を促す声がかかりました。
退館間際の一枚↑
閉館時間後のショップは長~い列が出来ていました。
グッズも充実していたのです。
ポストカードでもと思いましたが、諦めたほどの長さでした。
そして皆さん図録を手に並んでいらっしゃいました。
お値段4,400円、900点以上の作品が収録されているとなればこのお値段も納得ですね。
この後、巡回展示がありそうに思うのですが発表はされていません。
「会期終了間際の展覧会は混雑する!」
ということを改めて経験しました。
皆様もお気をつけください。