皇居三の丸尚蔵館に行ってきました。
まだ右側が建設途中なので入口はプレハブです。
ちなみに皇居東御苑の中にあるので大手門から入ります。
開館記念展 皇室のみやび ー受け継ぐ美ー 第4期開催中
第1期も来たかったのですが、気が付いてたらチケット全部埋まってました。
今回は早々にチケットをGETしました。
日時指定制です。
驚いたことに撮影もできました。
国宝「春日権現験記絵」
見慣れた絵巻に比べて紙の縦幅が長いです。
綺麗に修復されていました。
お目当ては伊藤若冲の「動植綵絵」4幅です↓
諸魚図
蓮地遊漁図
老松孔雀図
細部まで書き込まれているのです。
芙蓉双鶏図
羽の一枚一枚まで緻密な書き込みで、みんな観たいから無理だけど出来る事ならいつまで観ていたかった。
そして思っていたよりも大きい絵でした。
粘葉本和漢朗詠集 伝 藤原行成
文字はもちろん、亀甲模様や鶴模様の和紙も美しいです。
閑庭鳴鶴・九重ノ庭図刺繡屏風(右隻)
(左隻)
高島屋呉服店作
昭和3年の大礼に際して、京都市が献上したものです。
刺繍の美しさといったらもう…溜息しかでない
国宝 唐獅子図屏風
こちらも思っていたより大きかった
右隻 狩野永徳
左隻 狩野常信
七宝四季花鳥図花瓶
1900年のパリ万博に出品された並河靖之の最高傑作
こちらも美しくて大人気。
写真よりも肉眼で見た方がもっと美しかったですよ。
朝一番の時間に予約したので比較的ゆっくり観れてよかったです。
仮設の売店で伊藤若冲の動植綵絵本(1,500円)を購入しました。
全30幅が掲載されていますが、やはり肉眼でみた美しさとは違います。
実物を観られることは素晴らしいことですね。