江戸東京たてもの園の続きです。
<高橋是清邸>
明治から昭和のはじめにかけて国政を担った高橋是清の住まいの母屋部分。
明治35年に建てられました。
一階には和室が四部屋あります。
ここは一番小さな六畳。他に十畳ふた間と十二畳ひと間。
お部屋から見えるお庭。
是清邸の庭園の一部を復元しています。
食堂から見えるガラス障子
階段を上って二階へ。
階段は2つありました。豪邸ですね。
十五畳の間のガラスが美しくて見とれました。
とっても可愛らしい模様が入っているのです。
しかも2パターンありました。
二階の縁側
こちらのガラス障子も美しいです。
二階は是清が書斎と寝室に使っていました。
昭和11年の2・26事件はこちらのお部屋が現場となったそうです。
東ゾーンは下町の風情を楽しむことができるました。
武居三省堂(文具店)
関東大震災後に建てられた看板建築。
左側の筆が入る桐箱は、千と千尋の神隠しの釜爺の部屋のモデルになったといわれています。
子宝湯
昭和4年開業した北千住にあった銭湯
脱衣場は折上げ格天井
豪華な銭湯です!
女性の脱衣場
左が男湯で右が女湯
なんで富士山は男湯だけかなぁ…
中に入って写真も撮れる浴槽
当時銭湯は大人気で、すし詰め状態で入っていたそうですよ。
残念ながら予算の関係でボイラー室は移築できず。
水道は来ているけど沸かすことは出来ません。
<デ・ラランデ邸>
明治43年、ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデにより3階建てとして大規模改修された建物。
その後昭和31年から乳酸菌飲料カルピスの発明者と知られる三島海雲氏が住みました。三島氏の死後は三島食品株式会社の事務所として平成11年まで使われました。
玄関ホールの天井 驚くほど素敵
応接室
階段
2階洋室
1階食堂のシャンデリア
食堂の壁紙
1階の食堂・居間・テラス部分はカフェ「武蔵野茶房」となっています。
一通り見てから戻ってお茶しました。
ピントが向こう側にお洒落な外国人さんに持ってかれた!
アイスカフェ・オ・レ 715円
カルピス・シャビアン 759円
旧三島海雲邸で飲む、カルピス・シャビアン。
カルピスのスムージーに生クリームその上にレモンパウダー的なものがかけられていて、そりゃ美味しいよね!
沢山歩いた後だから格別な美味しさでした。
東京江戸たてもの園にはまだまだ沢山のたてものがあります。
思った以上にとっても楽しいところでした。
滅多に来ないだろうからと全部の建物を観て、入れるところは全部入りました。
神代植物公園とセットにしたので歩き疲れてクタクタになりましたが、行って良かったです。
日傘もご自由にと置いてくれてありますよ。
この日傘も可愛くて、さらに遮熱効果抜群!
ショップで売ってたら買って帰りたかったのですが、残念ながらありませんでした。