東京富士美術館で開催中の「源氏物語」展に行ってきました。
初めて八王子駅に降り立ち
バスに乗ってやっと到着。
降車ボタン押せたよ!
ものすごく立派な美術館でした。
大人1,500円がぐるっとパスで入場できます。
このためにぐるっとパス2023をリピートしたと言っても過言ではないほど、楽しみにしていました!
源氏物語展は撮影禁止ですが、フォトスポット?がありました。
「復元装束による打出の再現展示/二人の女房による打出の様子」
打出(うちいで)とは御簾の下から女房の装束を出し、寝殿造の空間を演出するしつらいのこと。
衣のグラデーションが素敵ですね。
ちらっと横から覗いてみたり。
雅ですね。
展示内容はとっても充実しています。
工芸から近代アートの部分はごく少なく、ほぼほぼ絵画です。
第1章「源氏物語とその時代」では平安時代の「源氏物語小色紙 宿木」が初公開されています。
平安時代の絵画が見られるなんて感動します。
第2章「あらすじでたどる源氏物語の絵画」は展示がとても丁寧です。
源氏物語五十四帖すべてのあらすじと共に、画帖や絵巻が展示されています。
どんなシーンなのかが分かって絵画を観ることが出来る素晴らしい展示です。
あらすじとは言え、読んでから観ることになるので鑑賞に時間がかかり、最前列は東博のやまと絵展の国宝4大絵巻よりも進みが遅かったです。
物語を知ってる人にはイライラするかもしれない遅さでした。
しかし、本や画像でしか観たことなかったあの絵がここある!この絵もある!
の連続なので、むしろゆっくり観られて嬉しかったです。
やまと絵展のような入場者数だと大変なことになりそうですが…。
第3章の「源氏物語の名品」では源氏物語図屏風がずらっと並びます。
このフロアに椅子が置かれていたらずっと座って佇んでいたい素敵な空間でした。
残念ながら椅子は無かったのですが。
丁寧に観て2時間弱の展覧会でした。
もちろん一番最後には「あさきゆめみし」も展示されてましたよ。
前期・後期で展示替えがあります。
結構替わるようですが、我が家からはちょっと距離があるので後期は見送ります。
図録も買ってしまいました。
ケース付きの2冊セット
1冊は図録
こちらで後期の作品を鑑賞するとしましょう。
もう1冊は、あらすじでたどる「源氏物語」の絵画
第2章を別冊編集してくれています。
ケースの裏面にはメインビジュアルも。
2冊セットで3,500円でした。
周辺に飲食店がありそうもなかったので、美術館のカフェ「セーヌ」でランチしました。
鶏グリルレモンカレー1,200円
ホットドッグ デリ付き 900円
カフェは500円~550円ぐらいです。
どれもミュージアムカフェっぽいメニューで、スイーツも充実していました。
常設展もさらっと観てきました。
エドゥアール・マネの「散歩」
オーギュスト・ロダンの「接吻」
変な角度からの撮影失礼しました。
ルネサンスから現代アートまで時代を駆け抜ける常設展でした。
常設展の後、せっかくだからと源氏物語展をもう一周して大満足。
大河ドラマ「光る君へ」面白いです。
初めてちゃんと観ている大河ドラマだったりします。
逆に鎌倉殿や家康を観ていた夫は、今年は観ないそうです。
でも八王子まで付き合ってくれてありがとうね。