アーティゾン美術館で開催中のマリー・ローランサン展に行ってきました。
今回使ったお得なチケットはこちら↑
東京駅周辺の5つの美術館に1回づつ入館できる「東京駅周辺美術館共通券」
現在リニューアル工事中の三菱一号館美術館の割引券も付いて、4,500円です。
東京駅周辺には美術館が充実しているのですよ。
静嘉堂文庫美術館も世田谷から丸の内に移転したしね。
いずれも歩いて行けちゃいます。
このように一年の展覧会スケジュールが書かれた冊子になっていて、好きな展覧会を選んで利用します。
ちなみに今回のマリー・ローランサン展は一般1,800円の展覧会です。
京橋のアーティゾン美術館は2020年に開館した新しい美術館です。
東京駅から八重洲地下街を抜けて来ると、寒くなくてオススメ。
旧ブリヂストン美術館ですが、ビルの建て替えによるリニューアルで館名も変わりました。
日本空間デザイン賞 2020をはじめ、数々の賞を受賞している素敵な美術館です。
ロッカーまでとってもオシャレなのです。
大抵100円戻ってくる式ロッカーですが、ここのは100円いらないです。
展示室は4階~6階です。
まずはエレベーターで6階に案内されます。
大都会なのにこの広々とした空間に驚きます。
今回の展覧会のメインアートがお出迎え
展示室ロビーに置かれた椅子や彫刻、壁の色まで素敵です。
マリー・ローランサン展はこの6階。
撮影可の作品も多数ありました。
〈自画像〉
〈パブロ・ピカソ〉
この2作品はピカソやブラックとキュビスム表現を探求していた頃のもの
キュビスム画家とも言われているので、他のキュビスム画家さんの作品も展示されていて先月行った西美のキュビスム展と繋がりより楽しめました。
そしてマリー・ローランサンは他の画家の影響を受けることなく独自のパステルカラーの画風を生み出しました。
〈帽子をかぶった自画像〉
〈二人の少女〉
〈女優たち〉
〈花束〉
〈プリンセス達〉
〈三人の若い女〉
〈五人の奏者〉
マリー・ローランサン独特の色合いややわらかな画風の作品が並ぶ展覧会はとても心地良いものでした。
5階と4階は石橋財団のコレクション選が展示されていました。
ピエール=オーギュスト・ルノワール
〈すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢〉
クロード・モネ
〈睡蓮〉
ポール・セザンヌ
〈サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール〉
フィンセント・ファン・ゴッホ
〈モンマルトルの風車〉
ジョルジョ・デ・キリコ
〈吟遊詩人〉
草間彌生
〈無題(無限の網)〉
横たわる女と猫
〈藤田嗣治〉
そして黒漆喰の壁に囲まれた展示ケースの中にあったのは…
伊年印
〈源氏物語図 浮舟、夢浮橋〉
〈孔雀立葵図屛風 左隻〉
尾形光琳
〈孔雀立葵図屛風 右隻〉
この展示ケース横15Mあるそうですが、継ぎ目がない1枚ガラスなのです。
黒漆喰の壁は光を吸い込むし、とっても観やすい展示ケースでした。
6階~4階まですごいボリュームの展示内容で、石橋財団すごっ!ってなりました。
自分のスマホ使う無料音声ガイドも用意されています。
イヤホンを忘れずにね。