今年は年初から上野へのお出かけが続きました。
東京文化会館、国立西洋美術館と続いて今回は東京国立博物館の総合文化展です。
まるで上野旅行でもしているようですが、同日でも連日でもなく度々訪れています。
門松や
生け花が日本のお正月っぽくていいです。
お目当ては国宝「松林図屛風」長谷川等伯筆
国宝の部屋で展示されていました。
初めてみました。
しっとりとした松林の空気感までつたわる屛風です。
地味なのに(←こらっ)、すっごく人気のある屏風なのですよ。
毎年お正月に2週間だけ展示されます。
国宝展の時にも展示されましたが展示替えで私達は観ていないのです。
本来は14日までの展示期間でしたが、長谷川等伯は能登半島の長尾生まれということで、義援金募集期間に合わせて28日まで展示が延長されました。
まだ間に合いますよ!
もうひとつの目的は「東京国立博物館に初もうで」です。
東博では毎正月その干支にちなんだ作品を集めて展示しています。
十二神将立像(辰神)
龍涛螺鈿稜花盆
龍虎図屏風(右隻)
本館の日本ギャラリーだけでもかなり見ごたえがあります。
平成館の日本の考古エリアも埴輪がいっぱいいて好きなのですが、割愛して法隆寺法物館へ。
国宝展で観た、「竜首水瓶」と再会できました。
特別展ではないから撮影もできますし、ゆっくり観れます。
入館時間が遅かったので3時間しか滞在出来なかったけど、東博のお正月を満喫できました。