ホテルをチェックアウトして向かった先はポーラ美術館です。

 

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前日の夕食時にレストランのスタッフさんが、ホテル前のバス停よりも隣のガラスの森美術館から乗った方が40円安いと教えてくれました。親切!

ポーラ美術館には強羅駅・天悠方面行に乗ります。

 

ハイキングを兼ねて歩いていくことも考えたのですが、丁寧に止めてくれました。

実はそのスタッフさんはちょっと前まで、ポーラ美術館のレストランに出向?されていたそうで、何でも聞いてくださいと。

ポーラ美術館のレストランは小田急箱根ハイランドホテルが運営してるのですね。

そして美術館には午前中には入館することもおすすめしてくれました。

 

歩かなくて良かったね、と心から思うような山道をバスは走り抜けて美術館に到着。
 

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プロムナードから素敵です。

 

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ガラスにさりげなく展覧会のタイトル

 

入り口が最上階(2階)で森の中に潜っていく美術館です。

 

ガラス張りの天井から自然光が差し込みます。

 

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展示室は地下1階と地下2階。

地下2階からもガラス越しに空が見えました。

建築だけでも一見の価値ありです。

 

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展覧会「シン・ジャパニーズ・ペインティング-革新の日本画-」が開催中でした。

現在は終了してます。

 

チケットは一般1,800円ですが、ホテルで前売り券を買うと1,600円でした。

 

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まずは、大型作品が迎えてくれました。

中央の大きな日本列島は、「日本の絵-風に吹かれて」 三瀬夏之介

 

「だから僕はこの一瞬を永遠のものにしてみせる」三瀬夏之助

 

プロローグ:日本画の誕生

「非母観音図」 岡倉秋水

 

第1章:明治・大正期の日本画

「唐茄子畑」 下村観山

 

第2章:日本画の革新

「山に因む十題のうち 霊峰四趣 秋」 横山大観

 

第3章:戦後日本画のマティエール

「薫」 杉山寧

 

第4章:日本の絵画の未来-日本画を超えて

「蒐荷」 谷保玲奈

 

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「方舟2」 深堀隆介

 

「たゆたう庭」 山本基

この作品は塩で描かれているのです。

展覧会最終日には、クロージングイベントとしてこの作品が崩されました。

参加者は崩した塩を持ち帰れたそうです。

 

「増長天」「広目天」「多聞天」「持国天」 天野喜孝

ファイナルファンタジーのイラストレーターとして天野さんを知っていたのですが、日本画も描かれていたのですね。

 

ほとんどの作品が撮影可能でした。

日本画の流れが分かるような展示で興味深かったです。

時には洋画と並べて展示してありました。

第4章の「日本画を超えて」の作品たちがとても素敵で、日本画の未来に期待大です。

 

また、アトリウムギャラリーには

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「今」を創る伝統画材ラボとして、日本画の画材が展示されていました。

こんな風に顔料を並べられると美しくてひとつ作品のようです。

 

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希少価値の高い硯や墨、絵筆や刷毛も展示されていました。

 

つづく…

 

 

 

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