細川コレクション 永青文庫
肥後細川家に伝来する歴史資料や美術品等の文化財を管理保存・研究し、一般に公開しています。
江戸川橋駅から神田川沿いの江戸川公園を歩き、最後に胸突坂という狂暴な坂を上って辿り着きました。
建物は旧細川侯爵家の家政所(事務所)として昭和初期に建設されたものです。
秋季展「秘蔵!重要文化財 長谷雄草子 全巻公開 永青文庫の絵巻コレクション」を初日に観てきました。
一般1000円がぐるっとパスで入館できます。
長谷雄草子全巻をはじめとする絵巻コレクションがとても観やすく展示されていました。
長谷雄草子のラストはホラーよね。とか
秋夜長物語絵巻では、そのためにここまでするなんてあんまりだ!とか
感情移入してしまうほど物語の解説もとても分かりやすい。
しかもさほど混んでいなかったのでゆっくりと鑑賞できました。
撮影は出来ませんでしたが、とても見ごたえのある展覧会でした。
永青文庫と繋がる「肥後細川庭園」への入り口。
高低差のある庭園です。
後の予定があったので散策は割愛しましたが、来月には秋の紅葉ライトアップ~ひごあかり~もあるようです。
細川家繋がりで永青文庫に置かれていたチラシを見て、翌日こちらも行ってきました。
銀座1丁目POLA銀座ビルの
3階にあるポーラミュージアムアネックス
箱根のポーラ美術館の別館ということでしょうか?
こじんまりとした美術館で入場無料です。
「細川護熙 京洛の四季」が開催中。
元総理の細川護熙の漆絵作品と襖絵を観ることができました。
60歳で政界を引退した後、作陶や書画、油絵などの制作活動を開始したとのこと。
制作中の様子の動画も流れていました。
京都・建仁寺塔頭正伝永源院へ奉納された「四季山水図襖絵」
春「知音(ちいん)」
夏「渓聲(けいせい)」
秋「秋氣(しゅうき)」
冬「聴雪(ちょうせつ)」
四方を襖絵に囲まれてしばしの時を過ごすと銀座にいることを忘れてしまいます。
私は春の襖絵が一番好き。
夫は夏の襖絵を気に入りました。
この展覧会は10月15日までです。
ポーラミュージアムアネックス良い場所を知りました。