東京駅丸の内駅舎内にある、東京ステーションギャラリーで開催中の「甲斐荘楠音の全貌」を観てきました。
北ドームに入り口があります。
自由連絡通路がある方ね。
展覧会の内容も興味があったのですが、このギャラリー自体に興味がありました。
1~2階の壁は塗装を取り除いてレンガを露わにし、駅舎の構造が見えるようにしてあるのです。こちらは入ってすぐの券売機付近の壁です。
券売機でチケットを購入、一般1400円。
この「T」はレンガの目地をモチーフにしているのだそう。
でもこのチケットじゃ、ちょっと寂しいなぁと思ってたら…
ゲートのところで記念のチケットもらえました。
やっぱり美術館のチケットってこうでなくちゃね♪
館内の作品は撮影禁止でしたが、館内の撮影はできました。
3階から2階へ下る階段には、美しいドーム天井とシャンデリア
そしてむき出しのレンガの壁
1945年5月25日の東京大空襲で炭化した「木レンガ」
鉄骨もみることができます。鉄骨煉瓦造なのが分かりますね。
甲斐荘楠音さんの作品を観るのは2回目でした。
2021年の東京国立近代美術館で行われた「あやしい絵展」で作品を観ていて興味があったのです。
確か、会期途中で終わっちゃったのよね。コロナめっ!
その時はなんと撮影ができたのです。
代表作の「横櫛」や
幻覚(踊る女)がカメラフォルダーにありました。
グッジョブ、私!
今回の展覧会でもこの作品は展示されていました。
このなんともいえないあやしい表情に惹かれます。
北ドームの2階回廊も東京ステーションギャラリーの展示があります。
ドームに使われている干支のレリーフの原型
駅舎の歴史が分かる資料模型もありました。
ドイツのフランツ・バルツァーが提案した駅舎はこんな感じだった。
1914年、辰野金吾の設計により東京駅(中央停車場)は完成。
しかし1945年の東京大空襲により被災、3階部分を消失。
1947年、復旧工事で2階建ての駅舎になりました。
この駅舎が長いこと使われましたね。
2007年~2012年の復元工事で、東京丸の内駅舎は元の姿に戻りました。
めでたしめでたし。
この時、東京ステーションギャラリーも私が大好きな3回お泊りした東京ステーションホテルもリニューアルオープンしたのです。
こちらは2階休憩室。
この扉の先に回廊展示があり、その向こう側の扉がミュージアムショップです。
東京ステーションギャラリーのミュージアムショップは入場しないと利用できないので、お買い忘れに注意してね。
展覧会の感想よりギャラリーの感想になってしまった。
展覧会ももちろん見ごたえありましたよ。