能登半島地震、そして羽田空港での衝突事故。
新年早々から飛び込む惨事のニュース心が痛みます。
避難生活を送られている方々には救援の手が迅速に、十分に、届くことを願っています。
安否が不明な方は早く見つかり、無事でありますようにとお祈りしています。
年末から妻の実家の岡山で過ごしていました(今は東京に戻っています)。
地震発生時、私は立ち仕事をしていたのでそれほど揺れを感じなかったのですが、座っていた人は揺れたよ!とのこと。
急遽、親戚・友人や会社関係者で日本海側に滞在している人(していそうな人)が被害に遭っていないか確認しました。幸い問題なかったのでほっとしたところです。
翌日、羽田空港の飛行機衝突事故による火災発生と空港閉鎖。
帰りの足は東京に戻る最終の新幹線を事前予約していたので、幸い帰京には影響がなかったのですが、羽田空港が閉鎖されて欠航が相次いだことから新幹線に急遽変更した方もいたと思います。大変混んでおりました。五体満足で帰宅できたことだけでも有り難く思えた2024年のはじまりでございました。
実家の「マダケ」に花が咲いておりました(亡父からは「マダケ」だと聞いていますが違っていたらごめんなさい)。
花に気づいたのは昨年です。何十年に一度咲くということですね。
昨年はハチクやマダケが各地で咲いたようで周期性があるのだなということを実感しました。
タケは根がつながっていて、そのエリアのタケは一斉に花が咲くとのこと。確かにどれも皆、花をつけておりまして、新しく出てきたタケノコも葉っぱではなくて、いきなり花をつけていました。そして花を咲かせたタケは枯れると云われていますね、、、。
一昨昨年(さきおととし)に実母がなくなり、昨年実父が逝去し、家の老夫婦がいなくなってこのタケも何かを悟ったのだろうかと考えてしまいます。
私が子供の頃から付き合いがある真向かいのご近所さんと立ち話をしているときに、我が家のタケに花が咲いたことお教えし、お見せしました。
「あらーー、初めて見たわぁ。この小さいのが花なのねぇ。・・なんだか一時代が終わったような気分になるわねぇ。」としんみり仰っていただきました。
両親が元気だった頃のこと、徐々に弱って来たこと、在宅介護をしていた私達兄弟のこと、相次いで永眠し見送ったことも共有しているので、ご近所さんの言葉に無言でしんみり頷きました。
でもね!
しんみりばかりしていませんよ。
こちらは「プミラ」。通勤途中のとあるお家のプランターに生えているものです。
とても頑健で、普通はグラウンドカバーに使うような植物だと思います。
それがツタのように壁にくっついているのを見つけました。それに気づいたのは2017年の冬です。
「へー、プミラって壁にくっつくんだー」と思ってから眺め続けること、6年間(!)。
今や、茎は太く頑丈になり、その高さは建物の2階に達しています。なんだかもうアート。
このプミラを育てている方も壁から剥がすのは忍びないと思ったのでしょうか。
プランターの場所を変えず(植え替えもあきらめた!?)、ひたすら愛培し続けたようです。株元に一緒に植わっているワイヤープランツのこんもり度もはんぱなし。
通勤途中にこのプミラを眺めると、あ、今日も1日頑張ろう、という気分になれるのです。