東京で3月14日に桜の開花宣言があり、現在私の住む周辺でソメイヨシノは4-5割咲いている感じです。

春らしい陽気。3月なのに4-5月のような暖かさを感じるときがあって、庭で作業していて汗ばむこともあります。

つくし!

 

施設にいる父を週一回訪ねて、差し入れを持って行ったりしています。

陽気がよいときは車椅子に乗せて外に散歩に連れ出す。

車の少ない住宅街の道路を選んでゆっくりゆっくりと廻る。

桜が咲いているところでちょっと立ち止まって眺めてみる。

「ほら、桜咲いてるよー。」と声をかけると「あー、うんうん。」と答えが返ってくる。桜が咲いているのは喜んで眺めているようだ。

ここの桜は高校のグランドの脇に生えていて、外側からも見ることができる。桜はいろいろな品種が並んでおり、プレートがついている。河津桜、山桜、陽光などなど。写真の右上の白い桜は、写真写りがよくないのですがそこはかとなく灰色っぽく感じる色合い。「淡墨桜(うすずみざくら)」ですって。聞いたことあるぞと思い「淡墨桜(うすずみざくら)」を調べると、岐阜県にあるエドヒガンザクラの古木で日本3大巨桜、国の天然記念物であるとのこと。ってことは、これはそこから接ぎ木して分けたもののようですびっくり

 

 

じゃぁこの枝垂れ桜は?と思ってプレートを見てみると。

うおーびっくり。三春の滝桜!これは私も知っている。イワヒバ仙人様が巨木巡りをしていて、以前掲示板に載せていたような?いや、釜爺様のブログであったかも、、、?

国の天然記念物に指定されている福島県の樹齢1000年を超える巨大な枝垂れ桜です。こんな身近な場所に若木として育っていようとは!?散歩しながら思わず興奮。

 

実家の方にも顔を出す(冬期休眠中の私のイワヒバが置いてあるんです。へへ)。

※冬期にちょこちょこパンジーとか胡蝶蘭とか他の植物を載せていますが、このブログは古典園芸植物、シダ類イワヒバのブログです。休眠期間中はシーズンオフでイワヒバを載せていないだけで、本業はイワヒバです(笑)。

 

実家の庭に足を踏み入れたら。げげ。葉が開いている。葉を丸めた休眠中のイワヒバを自然越冬スタイルで外に置きっぱなしにしていたのです。最近の雨とこの陽気で開いてしまったようです。「桜が開花した頃の雨に当てる」という教科書通りの方法で起きてしまっていますね。

こっちも滝汗

このまま、我が家に回収して水やりを始めたいところですが、まだ我慢・・・。

 

我が家の庭はまだ棚が出来ていません。昨秋、マンション改修工事を実施した影響で庭から私物を全部撤去しなければならなかったため、まっさらからの作り直しです。保有していたイワヒバはこのように実家に置いたり、他のベテランの方のお庭に置かせて頂いたり、分散しております。3月末にかけて車を出して回収を行い、4月から起こすつもりです。

 

こちらは現在の我が家の庭。週末にちょっとずつ進めています。次は棚を並べ、寒冷遮を張るためのフレームを設置し、イワヒバを置く準備を進めます。