10月なのにイワヒバの水やりがない。

 

この感覚はどういえばよいだろう。

 

カラスに巣が落とされて呆然とするツバメの親鳥の気持ちか、、、

 

駐車した場所に戻ったら車が忽然と消えていて、レッカー移動されていた時とか、、、

 

日常的に在るはずのものが無い、って事実をすぐに飲み込めないですね。

 

 

9月のイワヒバの写真を並べてみます。

 

「多摩紅花(たまべにばな)」。左2株、右2株、下段真ん中の1株がそうです。東京支部Sh様の登録品種。秋の紅葉が綺麗でお気に入り品種の一つ。来年、ガッチャンコしてみようかと画策中。

「龍王獅子(りゅうおうじし)」

「紅筑波(べにつくば)」。真っ赤に燃える紅葉は勿論のこと、当初想像していたよりも葉重ねがよく玉形にまとまる姿に気づき、私の中で魅力度UPです。

「琥珀錦(こはくにしき)」。この子らは、2012年(10年前!)に2.5号サイズで我が家に嫁いできたものです。途中

傷んだこともありました。頭(芽)の大きさが不揃いな株は、小さな頭が周りの大きな頭に押されてつぶれることがあります。取り外して別の株としてまとめ、養生してみました(上段真ん中の株)。「琥珀錦」らしい姿になってきたかな。

「石化金龍(せっかきんりゅう)」。立ち葉で強く内側に巻きます。

このテープ状の葉は他に類を見ない姿と思います(←ウロコの大きさが表側と裏側で極端に違うことは特徴的)。

これで強く下垂して、紅葉をしっかり見られる品種が生まれたら面白いですよねぇ(なんて想像をしてみる)。

「楊貴妃」。以前都知事賞を取った東京支部ベテランの方のお棚にあった「楊貴妃」です。イワヒバ熱が冷めて放置管理となり、ぼろぼろになっておりました(無遮光管理だった!)。我が家で引き取って養生したのですが、私のウデも悪く結果的に株自体を立て直すことができませんでした。このまま朽ちるのは惜しくて、生き残った芽を集めて深植えで養生したところです。来年はもうちょっといじってみようと思います。