眠気覚まし、そしてマスクをしてても息爽やか。
勤務中、ミント系のスーッとするタブレットを、たまにポイと口の中に放り込んでます

 

さて、お立ち会い。

ある大事な会議があったと思いねぇ。

 

アカピョンは事務局係。

インターネットミーティングの司会進行役だ。

会議資料の投影も任されている。

 

アカピョンの隣の席には社長、目の前には常務や秘書室長、そして経営企画部の面々だ。

ネットで繋いでいる先には、これまた複数の部長達が待機している。

 

 

準備万端、会議の開始時間になった。

「時間になりましたので、それでは○○会議を、ゲホッ、失礼しました。始めさせて頂きます。」

マスクをしながら舐めていたタブレット。

ガリッと噛んで、あわてて飲み込んだもんだから、

タブレットのかけらが気管に入った。

 

進行役は、楽(らく)そうで集中が要る。

発表者がどこまで読んでいるか、

目で追いながら、資料を途中で変えたり、

と言われたらスライド送りをしなきゃいけない。

の年の予算は、、、」なんてフェイントも入ってくる。

 

社長の前だから発表者(部長さん)も緊張しているし、厳然とした空気が流れている。

 

さて、あかぴょん。

気管に入ったタブレット、

意外と大きくて、冷や汗が出始めた。

 

鶏の首の動きってやつだ。

 

 

生理反応で、吐き出そうとする。

 

 

社長の隣で、えずくアカピョン。

 

 

大きくゴホンゴホンすとれば、吐き出せるかも。

 

 

でもそれができない。

 

投影係は抜け出せない。

発表中だから、声を出せない。

 

アカピョン、知ってる。

この発表、30分かかる。

 

常務。

 

目の前で茶碗に注がれたお茶を優雅に飲んでる

 

(それを一口、私にくれ!と心の中で叫ぶ)

 

スースーするタブレットの威力を感じ始めるアカピョン。

 

息を吸う度に、気管と肺がスースーする。

 

肺にアイスノンを当てられているよう。

 

目に涙。

 

そして、

 

再び来るえずき。

 

社長の隣のニワトリ状態。

 

おまえは何をやってるんだと、気づき始める周りの面々。

 

でも、何をして欲しいかを、

分かるはずもなく。

 

ちらり、ちらりと見てくるも、

無言のお偉方達。

 

やっと30分が過ぎ、

演者が言う。

 

「これで報告を終わります。事務局にお戻しします。」

 

やれ、乗り切った。

さぁ、アカピョンの番だ。

 

(ご報告有難うございました。それでは質疑に移ります)

 

と言おうと思った。

 

 

 

言おうと思って声を出そうとしたら

 

ご報ッゲホッゴホッゴホッ!!

 

顔を映していないミーティングだから、遠方のメンバーはさぞビックリしただろう。

 

その後もう一度声を出そうとしたら、

 

えずいて、口からベロが出そうになった。

 

 

 

顔の前で両手でバッテンマークを作りました。

 

見かねた私の上司が、代わりに司会進行を繋いでくれた。

 

すみませんと、声にならぬ一礼をして、トイレに駆け込むアカピョン。

 

盛大に大声で咳き込んで、ポロリと出て来たのは、
 
タブレットの欠片。
 
 
 
2mm位だったかな。

 

胸はスースーするし、呼吸困難になりそうだったし、

結構危い状態だった感じがする。

 

30分間フ○スクを気管にとどめおく

なんてなかなかない。

 

そんな不思議な設定の安全性試験なんて聞いたことない。

 

まさか自分の体でやるとは・・・。

 

フ○スク留置試験(気管30分間、健常成人男性)を体験しました。

 

その後、事情を役員の方々に説明し、苦笑されました(コロナにかかっていることを隠そうとして、咳をおさえようとしていたのか、とかガーン)。

 

貴重な体験をしました爆笑

 

 

ピレア・ペペロミオイデスに水やりをしていたら、おや?

タケノコみたいに根を伸ばしながら、ポコポコ新しい芽を地表に出すのは知っていましたが、鉢底まで伸びるとこんなことも起きるのですね。

 

びっくり。