*この記事は、このサイトに移転する前の2009年5月30日の記事です



 一年の中で4-6月の気候はイワヒバにとって生理的に適当な温度と湿度なのだと思います。この時期のイワヒバは活性が高く、成長も早いと思います。特に
成長している最中の芽先は明るく光っているようです。また、植え替えや外科的処置(株分けや芯止め)といった荒療治にも耐える最適な時期とも言えます(私
も今年は墨獅子で芯止めをしてみました。もともと芽数の多い品種ですし、練習には良いかと)。きっとイワヒバ愛好家の皆様は、この時期、植え替えに勤しみ
つつ、春の曙斑類の彩りの競い合いや、日照斑が出始めた愛培品の鑑賞を楽しんでおられるのではないでしょうか?



 さて、明日は神奈川県立フラワーセンター大船植物園に行ってこようと思います。5/26(火)~5/31(日)の期間で神奈川いわひば会による「いわひば展」が開催されているためです。なお、こちらへ足を運ぶのは初めてです。



4-6月の時期、各地では春のイワヒバ展示会や日本巻柏連合会支部による交換会が開かれているようですね。特に、茨城、栃木、群馬は巻柏の培養熱が熱い場所のようでして、いつかはこの”黄金のトライアングル”を行脚したいと考えています。



水戸市植物公園 6/25(木)~6/28(日):「イワヒバ展」。展示と即売。茨城県巻柏同好会



ぐんまフラワーパーク「春のイワヒバ展示会」:残念ながらGW中にすでに終わってしまったようです。



こういったイワヒバ展示会では、開催期間中のどこかの時間に、初心者向け講習会やセミナーなどが開かれ、参加者に小苗が配られたりすることもあるようです。



*なお例年、東京都神代植物公園で開催される日本巻柏連合会主催の全国レベルの展示会は、秋に行われ、昨年私も行って参りました。今年は10/27(火)~11/1(日)のようです。