2026年 読書記録|15冊目📚

 

ささやかな選択ひとつが、
誰かの人生を変えてしまうかもしれないということ。

 

そしてその選択の前で、
自分はどんな人間でいられるのか――
静かに自分自身に問いかけたくなる物語。

ほんのささやかなこと』は、
短いながらも重い問いを投げかけてくる小説だ。

 

多くの人が読んでいる作品で、
私も読むかどうか迷っていた。

 

というのも、この作家の別の作品が
あまり自分の好みではなかったからだ。

 

それでもこの作品は、
これまで読んだ作品よりも物語に引き込まれ、
読み進めるうちに、ひとりの人物の選択を追いながら
自然と考えが深まっていった。

 

主人公のファーロングは、
幼い頃、誰かの善意と助けによって
少しだけ恵まれた人生を歩めるようになった人物だ。

 

そんな彼がある日、
かつての自分と重なる境遇のひとりの少女と出会う。

 

その瞬間、この物語は
シンプルでありながら難しい問いを投げかけてくる。

 

自分は、あの状況で手を差し伸べることができるだろうか?

ファーロングの選択は、決して軽いものではない。

 

誰かを助けるという行動が、
そのまま自分自身や家族の生活を
脅かすかもしれない状況だからだ。

 

だからこそ、私は
彼の妻の態度の方が
より現実的に感じられた。

 

見て見ぬふりをすること。
危険を冒さないこと。

 

それもまた、
家族を守るための選択なのかもしれない。

 

けれど物語が終盤に近づくにつれて、
彼の選択の意味が少しずつ違って見えてくる。

 

結局彼は、
恐れを抱えながらも
自分の善意に従って行動する。

 

そしてその選択は決して大げさではないけれど、
確かに誰かの人生を変える方向へとつながっていく。

その瞬間を表す一節が、特に印象的だった。

 

    

最悪の事態はこれから始まると、

ファーロングは分かっていた。


扉の向こうには、

すでに苦しい道のりが

待っているのを感じていた。


だが起こり得た最悪のことは、

すでに過ぎ去っていた。


しなかったこと、

できたのにしなかったこと、
一生背負って生きるはずだった重みは、

もう過ぎ去っていた。
 


恐れが他のすべての感情を圧倒していたが、
それでも彼は無邪気な気持ちで、
自分たちはきっと

何とかやっていけると期待し、
心からそう信じていた。

 

ほんのささやかなこと、クレア・キーガン 

 

これを読んで、
「しなかった選択」が残す重みについて
長く考えさせられた。

 

この小説は、
強く感情を揺さぶったり、
劇的な展開を見せたりするわけではない。

 

その代わりに、
とても静かな語り口で、
人間の選択や良心について描いている

 

読み終えたあと、
誰かを助けるという「善意」がどれほど複雑で難しいものか、
そしてそれでもなぜ必要なのかを
自然と考えさせられる

 

短いけれど、決して軽くはない物語。

自分自身、そして私たちが生きる社会について、
一度立ち止まって考えさせてくれる作品だった。

 

ほんのささやかなこと

 

評価:4.0 / 5
短い中に深い問いが詰まった作品。

 

明るく軽やかな物語を求めている人には
やや重く感じられるかもしれないが、
考えさせられる小説が好きな人には
強く印象に残る一冊だと思う。

 

じげもんちゃんぽん

 

    

福岡・アイランドシティの

ちゃんぽんグルメ🍜
じげもんちゃんぽん

 

野菜たっぷりでスープまで美味しい。
私たち夫婦が選ぶ、

アイランドシティの

フードコートNo.1のお店!

 

こんな方におすすめ 👍

 

✅ 福岡・アイランドシティを訪れる方
✅ 塩気のあるしっかりしたスープが好きな方
✅ しっかりお腹いっぱい食べたい方

こんな方には少し不向きかもしれません🙅‍♀️

 

❌ このお店のためだけに旅行の動線を大きく変える必要がある方
❌ 塩気の強いスープが苦手な方
❌ 軽めに一食済ませたい方

 

 じげもんちゃんぽん アイランドシティ店 | 基本情報

⏰ 営業時間:11:00〜19:30
❌ 定休日:訪問前に公式情報の確認がおすすめ

 

黒ちゃんぽん

 

福岡のアイランドアイショッピングモールのフードコートで
私と夫が一番よく行くお店が
じげもんちゃんぽんです🙂

 

アイランドアイのフードコートにある
いろいろなお店をほとんど食べてみましたが、
一番満足度が高いのは
やっぱりここです!😆

 

価格もお手頃で
量もしっかりある
ので、
コスパよく満足できる食事をしたい時に
自然とここに足が向かいます。

 

特にThe358 SORA / UMI ホテルに宿泊する方なら
気軽に歩いて行ける距離なので
とても便利な場所です🙂

 

私たちは行くと、ほぼ毎回
黒ちゃんぽんを注文します🍜

 

黒にんにくオイルと胡椒が入った
コクのある深いスープが
本当に魅力的なメニュー
です。

 

スープは少し塩気が強めですが、
それがまたクセになって
一度食べるとまた食べたくなる味なんです。

 

何より野菜を本当にたっぷり
惜しみなくのせてくれるので
毎回満足感があります🙂

 

黒ちゃんぽん 野菜と麺大盛り

 

夫はいつも
黒ちゃんぽん野菜大盛りで注文
します。

 

しっかり塩気のあるスープに
山盛りの野菜を一緒に食べていると、
あまり健康的ではなさそうな黒ちゃんぽんが
なんだか健康食に感じる不思議…😆

 

以前一度
麺大盛りも頼んだことがあるのですが、
大食いの夫でも食べきれないほど
かなりボリュームがあって驚きました😂

 

黒ちゃんぽん あごめしセット

 

私はいつも
黒ちゃんぽんの普通サイズを注文して
あごめしセットも一緒に頼みます🍚

 

なぜなら、
ちゃんぽんのスープを飲んでいると
絶対にご飯を入れて食べたくなるからです…😆

 

スープが本当に濃くて美味しいので
そのまま終わらせることができないんですよね。

 

夫が麺をたくさん食べてくれるので
私はご飯で締めて、
二人で食べるにはこの組み合わせがちょうどいいです🙂

 

福岡 アイランドアイ フードコート

 

じげもんちゃんぽんは
アイランドシティを訪れる方や
The358 SORA / UMI ホテル周辺で
食事を探している方に
ぜひおすすめしたいお店です。

 

このお店のためだけに
旅行の予定を変えるほどではないですが、
近くに来たなら
「ここはぜひ一度食べてみて!」
と言いたくなるようなお店です🙂

 

私たちが住んでいるアイランドシティでは
気軽にふらっと出て
しっかり一食食べて帰るのにぴったりなので、
何度もリピートしてしまいます。

 

塩気のあるスープと
たっぷり野菜が入ったちゃんぽんが好きな方なら
きっと満足できると思います🥰

 

 

 

 

2026年 読書記録|14冊目📚

 

日本の小説らしい
明るくて爽やかな空気を感じられる作品。
コンビニ兄弟4:―テンダネス門司港こがね村店―』。

 

穏やかな日常の中で、
人と人とのあたたかさや
小さな夢をそっと応援したくなる
軽やかな癒し系の小説だった。

コンビニ兄弟4:―テンダネス門司港こがね村店―』は、
作家紹介を読んでいて
私がとても印象に残っていた
『52ヘルツのクジラたち』と
同じ作家さんだと知り、
表紙の美しさにも惹かれて
図書館で借りた一冊。

 

『52ヘルツのクジラたち』が
重たく深い余韻を残す作品だったとしたら、
この小説はもっと明るく、
日本特有の青春小説のような雰囲気
を感じた。

 

1〜3巻は読んでいなかったけれど、
4巻から読んでも
最初に人物関係を少し把握する以外は
特に大きな問題はなかった。

 

物語には九州の地名が登場して、
少し親しみを感じた。

 

九州にだけあるコンビニチェーン
「テンダネス」を中心に
さまざまな人物のエピソードが描かれていて、
どの話にも人のぬくもりを感じる
穏やかであたたかい時間が流れていた。

 

読んでいる途中で
「テンダネス」というコンビニが
本当に存在するのか気になって調べてみたけれど、
残念ながら実際には存在しない
架空のコンビニだった。

もし本当にあったなら、


かなり人気のある
ご当地名物になっていたんじゃないかなと思う。

 

4巻の中で特に印象に残ったのは、
ヒーローを夢見る青年のエピソード
だった。

 

子どもの頃から
ヒーローになるために
心も体もずっと鍛え続けてきた青年が、
テンダネスのオーディションに合格し、
少しずつ夢に近づいていく物語。

 

彼のまっすぐな気持ちと、
誰かを助けたいという思いに
とても心を動かされた。

 

    

こうして君が変わっていくことに
僕が少しでも力になれたのなら、
それほど嬉しいことはない。

そのひと言に、僕は救われた。
ヒーローになるという夢を
静かに抱いたまま生きていける。

 

「ありがとう。」

 

僕をヒーローにしてくれた
友人の後ろ姿に向かって、
小さくそうつぶやいた。

 

『コンビニ兄弟4:

―テンダネス門司港こがね村店―』、

町田そのこ

 

コンビニ兄弟4:―テンダネス門司港こがね村店―

 

評価:3.0 / 5

気軽な気持ちで読める小説。

日本の青春小説らしい
明るくて生き生きとしたエネルギーを感じたい時に
おすすめしたい一冊。

 

反対に、
テンポの速い展開や大きなどんでん返し、
強い没入感を求める人には
少し物足りなく感じるかもしれない。

 

 

コナズコーヒー

 

    

福岡・香椎浜カフェグルメ ☕
コナズコーヒー香椎浜店


きれいな景色を眺めながら、

ゆったり過ごせるカフェ🌿
コーヒーやフードの価格帯は

やや高めですが、
雰囲気とビジュアルに

満足できたお店でした!

 

こんな方におすすめ 👍

 

✅ 写真映えする料理を楽しみたい方
✅ 無難に美味しいメニューを探している方
✅ 景色を見ながらゆっくり食事したい方

こんな方にはあまり向かないかもしれません🙅‍♀️

 

❌ コスパ重視の飲食店を探している方
❌ 「これを食べるために行く!」というレベルの名店を求める方
❌ さっと食べてすぐ出たい方

 

 コナズコーヒー香椎浜店 | 基本情報

⏰ 営業時間:10:00 - 22:00(週末 9:00 - 22:00)
❌ 定休日:来店前に要確認

 

コナズコーヒーメニュー選び

 

夫と一緒に最近、
福岡・香椎浜イオンモールの近くに新しくできた
コナズコーヒーに行ってきました🙂

 

工事中の頃から
「ここ景色よさそうだな」と思っていて、
ずっと気になっていたお店でした。

 

実際に行ってみると、
やっぱり雰囲気が良くて
ゆっくり過ごすのにぴったりのカフェ
でした🌿

 

ナチョポテト

 

かなりお腹が空いていたので、
アボカドハンバーグ・ロコモコ、
コナズダブルバーガー、
ナチョポテトまで注文しました😆

 

まずはナチョポテト
味は想像通りの無難な美味しさ🙂

 

特別感はないですが、
お腹が空いているときのサイドメニューとしてはちょうど良かったです。

 

コナズダブルバーガー

 

夫が注文したコナズダブルバーガー🍔

 

サイズが大きくて、
ナイフで切り分けて食べるスタイルでした。

 

こちらも全体的に
無難で食べやすい味でした!😆

 

アボカドハンバーグ・ロコモコ

 

私が注文したアボカドハンバーグ・ロコモコ🥑

 

味はやっぱり無難でしたが、
盛り付けがきれいで
食べながら気分が上がり
ました💛


写真映えもばっちりです!

 

コナズコーヒー夫と一緒に

 

コナズコーヒーは、
「この一品のためにここまで来る!」というよりは、

雰囲気のいい場所で
ゆったり食事を楽しみたいときに
ちょうどいいカフェという印象
でした🙂

 

全体的に料理の味は無難で、
価格帯はフードが1300〜1800円くらい、
ドリンクやコーヒーも全体的にやや高めなので、
コスパを重視するというよりは
雰囲気込みで楽しむお店
だと思います。

 

次はパンケーキが美味しいと聞いたので、
デザートメインで再訪してみたいです🥞

 

雰囲気のいいカフェで
ゆっくり時間を過ごしたい日に、
一度行ってみてもいいと思います☺️

 

今日も幸せを焼き上げます

 

2026年 読書記録|13冊目📚

 

温かい人たちが集まって紡ぐ、
ほっと心がほどける物語。
今日も幸せを焼き上げます

最近の癒し系小説って、
表紙に惹かれて手に取ることが多い気がする。

 

今日も幸せを焼き上げます』も、
表紙のあたたかい雰囲気に惹かれて
図書館で借りて読んだ一冊。

 

角のない優しい人たちが出会って、
穏やかに日々が流れていく物語がすごく心地よかった

 

こういうふうに、
ゆったり時間が流れて、
あたたかいコミュニティが描かれる物語を求める人が多いのは、
現実のコミュニティが少しずつ連帯感を失って、
個人化が進んでいるからなのかもしれないなって思った。

 

ただ、男性主人公は
現実にはなかなかいなさそうな人物で、
二人の関係はちょっと現代版ロマンスファンタジーみたいにも感じた。

 

若い人がほとんどいない
外れた田舎町で、
若い二人が出会う確率ってどれくらいなんだろう…って思いつつ、
そういう設定だからこそ
より魅力的に感じられた作品でもあった。

 

    

昔の出来事がまるで昨日のことのようで、
ほんの昨日の出来事が

前世のことのように感じられることがある。

 

書き写しておいた詩を読み返すと、
この詩に初めて出会った日が

昨日のことのように鮮やかによみがえった。


ただ、その頃のことを思い返しても、

今はそれほど苦しくなかった。


もう本当にすべて過ぎ去ったことのように。

 

今日も幸せを焼き上げます、キム・ナウル

 

    

終わることがないように思えた真冬の雪が、
真夏の雨となって降り注いだ。


とても手に入らないと思っていた

幸せが巡り巡って、
ついにこの手の中におさまった。

 

今日も幸せを焼き上げます、キム・ナウル

 

今日も幸せを焼き上げます

 

評価:4.0 / 5

ストーリー自体は他の癒し系小説と似ている部分もあるけど、
情景が自然と頭に浮かんで、
まるで一本のドラマを見ているみたいな気分になった。

 

それに、自分が好きな
“しっかり閉じたハッピーエンド”だったのもよかった。

 

小説全体のあたたかい雰囲気から、
チョン・スンファンの『雪だるま(The Snowman)』っていう曲が思い浮かんだ。

 

スピード感のある展開や
大きなどんでん返しを求める人には、
少しゆったりしていて物足りなく感じるかもしれない。

 

(日本語や英語などの翻訳版がまだないのが少し残念です。
韓国語で読める方には特におすすめの一冊です。
翻訳版が出たら、またアップデートしたいと思います。)