〜再会〜 | 歩こう~♪前向いて!

歩こう~♪前向いて!

発達に凸凹があったっていいじゃぁないか!
みんなちがって みんないい。
前向いて歩こう♪

土曜日、
小学校の通級、花学級でお別れ会がありました。

一年前
くぅの決断を心から喜べなかったけど
「いつでも会いに来てね〜」と送り出してくれた先生方に会うために〜

なぁちゃんに誘われて〜
直ぐに「いいよ〜」返事をしたあと、
くぅは、チョッピリ緊張した表情。でも、なんだか楽しみにしていました。




スゴイ。。。変化。


くぅにとって、花学級は
小学校最後の2年間で唯一の安全地帯でした。そこでは、笑顔でいられたから…
信頼出来る先生方&仲間達がいました。

けれど、卒業。。。
くぅは新たな居場所に希望を膨らませ
小学校での人間関係は
ただの通過点としか思わない。
だから、
懐かしまない。会いたいと思わない。
いや、
会う必要がない!
もうソコは、自分の居場所ではないから、会っても意味がない。

くぅは…そんな考えの娘でした。


お別れ会、当日。

チョイと用事を済ませて、、、の、つもりが思いがけず時間がかかり

ラスト30分って時に到着。

「途中から参加するのって嫌。。。なんだよなぁ。。。」
くぅは、そう言いながらも、私の軽い背中押して歩き始め〜

教室に入っていきました。

会の最中
いろんな先生方に、
小声で
「わぁーよく来てくれたね〜!」
「久しぶり〜」
「なんだか、お姉さんになったね〜』
歓迎されながら、なぁにゃんの隣に座った〜くぅ。

うー先生は司会進行で、気づきません。

会が終わり、ホッとした うー先生の目が、くぅを見つけた途端!

「くぅちゃん!!!」
駆け寄ってきてくれました。

くぅも、ニッコリ( ̄ー ̄)ニヤリ

うー先生、諸先生方
なぁちゃん そして、くぅ。

テレながらも会話をしていく内に
くぅの表情は和らぎ、花学級での事を懐かしく居心地よく感じているようでした。

うー先生は私に
「くぅちゃん、すごく大人になりましたね〜お母さん、苦労されて…頑張ったものね〜本当に良かったです!今の環境がとても…くぅちゃんに合っているのね…良かったです。」

くぅの学力を考えたら、情緒固定級ではもったいない。。。
うー先生は最後まで、くぅの未来を心配してくれていましたが、
くぅの姿を見て、
くぅの選択が間違ってなかった事を喜んでくれていました。



そこへ、

6年生のR君が、くぅの存在に気がつき!

(R君は特性は違えど、くぅと同じように、過剰適応で必死に周囲と同じでいたいと望む男の子。常にイライラの感情と向き合っていたけれど、くぅの前ではいつも穏やかでいられ、くぅが卒業する時には、〈くぅちゃんがいなくなって、これからどうしたらいいか分からない…卒業する仲間を寂しいって思ったのは初めてだ〉と思ってくれた男の子)

スラッと背が高くクールな顔立ちが
一瞬にして崩れて笑顔
「えぇ〜!くぅちゃんがいる〜なんで?!わぁ〜どーしよっ!喋りたいのに〜何喋っていいのかわかんねぇ〜どーしよ〜!」
スゴイ…動揺ぶり。

うー先生に、
「照れないで、(くぅちゃん)って読んでみなさい♪ほらっおいで!」

思いきり、背中を押されて別室に移動した、くぅの元へ〜


それを見ていたR君のママが、
「お久しぶりです。Rは地元の中学で通級も考えずに頑張ると決めました。本当は、情緒固定級とかの方が良かったのかもしれないけれども…くぅちゃんママのように決断力も行動力も…私にはなくて…心配だけど、見守ります」
。。。と。


過剰適応に限界を感じ、皆とは違う道を選んだ、くぅ。
その為に、動いた私。

過剰適応を武器に、これからも皆と同じ道を選んだ、Rくん。
見守る決心をしたRくんママ。



どちらも、間違ってない。
それが、今の最善だと信じて
お互いこれからも頑張ろうね。



短い時間だったけど、
くぅは
仲間達や、先生方に囲まれて
花学級で過した2年間を懐かしいと感じ

満面の笑みで、

「サヨウナラ〜 また来ます〜」

挨拶していました。



会えなくても
くぅを応援してるれる人の存在を〜

再会を喜んでくれる仲間の存在を〜

それを感じて
満面の笑顔になれる自分を〜

くぅは
興奮して上ずった声で

「楽しかった♪行って良かった!」

と、教えてくれました。