セクハラやめて! ある看護師の奮闘記 -2ページ目

セクハラやめて! ある看護師の奮闘記

看護師をやっている洋子です。

セクハラ院長のいる病院で働いていたのですが、セクハラ被害に遭って辛い体験をしました。

セクハラ被害に遭ってからの私の奮闘記を書いていきます。

セクハラ被害に遭われて辛い思いをしている方の参考になれば嬉しいな。

前回の続きです。








前回の記事で


セクハラの示談が成立したことを


書きました。








今回は、


その後のことを書いていきます。












その後…



私は、引き続き自宅で療養しています。










両親は、今まで大変だったんだから


ゆっくりと療養していなさいと


言ってくれています。










私自身も今までのことを思い出すとしんどいし、


復職して、また院長の顔を見る ことを考えると


また苦しくなってしまう状態です。










復職するまで時間が掛かりそうですが、


休職中の給与 病院代 も補償されていますので


生活費や病院代のことを気にせず


休むことが出来ています。









本当に弁護士さんのお陰ですし


感謝しています。







こんな親切な弁護士さんが


たくさんいれば良いんですけどね。








中には、病院の顧問弁護士みたいな


腹の立つ弁護士もいるみたいですからね。










事情や状況も詳しく調べずに


院長のいうことばかり信じて



「セクハラは、私が勝手に言っているだけ」



などと言って、


あのときは、ものすごく腹が立ちました…。










色々と考えると


またあの病院に復職することなんて


出来るのかなぁ?







あんなセクハラ、パワハラ体質の職場環境に


復職する、ということを考えるだけで


しんどくなってきます。









心療内科の先生は、



あまり変なことは考えずに


ゆっくりとストレスなく療養していることが良い



と言ってくれていましたが、


不安なことばかり考えてしまうのも


性格なのかもしれないし、仕方ないです…。







あまり変なことは考えないようにしよう


とは思っているんだけどなぁ…。










それに…



あんまり長く休んでいると


看護師としてのキャリアとしても良くないと


思っていますので


早く復職したいとは思っています…。











あと、看護師長からも連絡がありました。












以前、看護師長から電話があったときは


「いつ復帰するの?」


ばかり言われて


精神的負担になりました。





だから、


調子も良くないしストレスにもなるから、


看護師長の電話にも出ないようにしていた時期も


ありました。








しかし、


久しぶりに話をしました。










看護師長からは、


病院内の様子を聞きました。










私との示談がまとまった時期に


院長がすごく不機嫌だったそうです。







色んな人に当たり散らしていたようです。








しかし…、



その後、ずいぶんと


大人しくなったらしいです。











今までは、気に入らないことがあると


全部、ナースのせいにして


怒鳴っていることが多かったのですが、


怒鳴ることも少なくなった


と看護師長が言っていました。












そして…、




今まで 「いつ復帰するの?」 とばかり


聞いてきていた看護師長が


「ゆっくり療養して休んでね。」


言ってくれました…。









なんなんだろう…?


この変わりようは…?










看護師長のこんな優しい発言を聞くと


あの以前の復帰を急かす


あのしつこい電話も


院長が看護師長に指示をして


掛けさせたのでは?


と思ったりします。










今回のセクハラの件で


院長が少しでも反省してくれたのであれば、


良いんですが…。









不機嫌になってナースに当たり散らしていた


と言っていたのが気になりますが…。








こんな話もなぜか私のストレスになってしまいます…。







復職するまでは、少し時間がかかりそうです。













復職までの時間に


リハビリも兼ねてと思って


ブログを始めてみたのですが、


いかがだったでしょうか?








私の体験談が少しでおお役に立てば嬉しいです。












セクハラで苦しんでいる方は、


多いと思っています。








そして、


我慢して泣き寝入りして


どうしたら良いかわからず、


苦しんでいる方も多いと思います。







そういった方のために


お役に立てるブログにすることが


出来ればと思っています。








苦しんでいる方は、


絶対に諦めないで下さい。






何かしら解決の方法は


あるはずです。












私のセクハラ奮闘記は、


最後までいったので


今回で一度、終わりにさせて頂きます。









これからもこのブログで


セクハラに対して


お役に立てそうな


記事を書いていければと思っています。










私自身の体調も考えながらですので、


あまり頻繁に更新することが出来るか


わかりませんが、


今後も宜しくお願いします!







私のセクハラとの戦い(奮闘記)は、


ひとまず終わりです。





奮闘記といっても


ほとんどが弁護士さんのお陰で


私は、あまり戦力に


なってなかったかもしれませんが…(^_^;)。











前回の記事の続きです。








結局…、


弁護士さん同士で交渉をしてもらい


示談の条件がまとまりました。









病院側の顧問弁護士も


院長と打ち合わせをして


条件を確認して


示談の条件が決定しました。







最終的に…

こちらの出した条件がほぼ通りました。








示談書には、そのことを書いて、


そしてお互いに納得したということで


署名して捺印するということでした。











示談書は、


私の弁護士さんと


病院の顧問弁護士が


お互いに確認し合っての


作成でしたので


少し日数がかかったのですが、


無事に出来上がった



との報告がありました。









私は、両親と一緒に


弁護士事務所に行って、


その示談書を見せてもらいました。








示談書には、以下のようなことが


書いてありました。






詳しく書きたいですが、


問題があってもいけないので、


だいたいの感じで書きますね。






ちなみに◯◯の部分には、


私の名前が書いてあります。








病院は、セクハラの事実を認め、◯◯に謝罪する。



病院は、◯◯がセクハラ被害によってかかった治療費を全額負担する。



病院は、◯◯の傷病が治癒し復職するまでの給与を補償する。



病院は、◯◯に対し損害賠償金として年収2年分の支払義務を認める。



この条件以外にほかに何らの債権債務はないことを確認する。



今後、◯◯は病院に対して、損害賠償請求をしない。





ということが書いてありました。










こちらが出した条件は、


ほとんど通ったことになります。









私自身もここまでの


条件になるとは思っていなかった


ので驚きました。









院長は、それくらい重大なことを


したいうことになります。











示談しなければ、



院長の衝撃的な


セクハラ現場の映像が


ニュースなどテレビに流れていた



可能性もありますからね。












とにかく弁護士さんの交渉のお陰で


良い条件になりました。









私の両親もすごく喜んでくれていました。










そして…



示談書を確認してから、


示談書に署名捺印をしました。










署名捺印をしたことによって、


私の長かったセクハラとの戦いが


終わったことになります。









署名捺印しながら、


私は今までのことを思い出し、


涙が出てきました。









その後、


両親が慰めてくれて、


冗談を言ったりしてくれたので


少し笑顔になることが出来ました。









今まで、


本当に不安な毎日が続きました。









その不安から開放された気がして、


目の前が明るくなったような気がしました。










院長にセクハラされ続けたときは、


どうなることかと思いましたが、


辞めることなく、


諦めることなく、


戦い続けて良かったと思っています。










最初、病院の顧問弁護士から


私が悪いようなことを言われたときは、


本当に辛かった…。






それに、


戦い始めてからも


どうなるかわからなかったので


不安な日々でした…。







しかし…


なんとか耐えて、


戦かうことが出来て良かったです。









セクハラ被害者は、絶対に悪くありません。





悪いのは、絶対にセクハラ加害者の方です。







その思いでずっと戦ってきました。









このブログを読んでいる方が


もし、同じように苦しんでいるのでしたら、


諦めずに戦って欲しいと思います。








セクハラは絶対に許してはいけません。








続く






前回の続きです。







前回、


私の弁護士さんが病院の顧問弁護士と


交渉をしてくれている話を書きました。








今回は


その続きです。









その後…、



勤務先の病院との交渉は、


時間がかかりました。









病院の顧問弁護士も


勝手に決めるわけにもいかないので


少し話をしては、院長に確認を取るので


時間がかかったようです。











結局…、



こちらが提示した条件は、



ほぼ飲んでくれることになりました。









そして…、


示談金の金額だけ決まっていなかったのですが、



弁護士さんから




最終的には、


年収の2年分 で話がまとまりそうです。



と聞きました。









年収2年分の示談金って…!?









改めて


セクハラというものを考えさせられました。















今後…、


療養中の給与を補償してもらいながらの


年収の3年分ですから、


セクハラ案件の中では、


大勝利といっても良い好条件だそうです。








ここまでの好条件は


なかなか無いとのことでした。








病院に金銭的余裕があったのが、


良かったみたいです。







あと、院長自身が経営者だから、


この件が公になったら、


経営が悪くなる可能性も高いと判断したようです。








これが経営的に苦しんでいる


小さい中小企業などでしたら、


同じような内容でも


ここまでの示談金の交渉は出来ない



と弁護士さんは言っていました。











最後に弁護士さんが



セクハラから逃げずに


きちんと記録を残して


最後まで戦った洋子さんの姿勢が


一番の勝因ですね。



と言ってくれました。









弁護士さんの


この一言で救われた気がしました。








両親もものすごく喜んでくれていました。







皆が笑顔になることが出来ました。










私も


諦めて逃げたりしないで


良かったと強く思いました。








私としては…、


今回の一番の勝因は、


この弁護士さんに


依頼することが出来たことが


一番の勝因だと思っています。









両親がいくつかの弁護士事務所に


相談に行ってくれましたが、


弁護士さんによっても


結果は違っていたように思います。









また…、


弁護士さんに依頼しないで


行動していたら、


今回の様な結果は、絶対に出ていません。











色々とありましたが、



示談によってですが、


一応、一段落することが出来ました。









これで、少しは眠れるようになれば良いなぁ…。







続く