映画『ブルーに生まれついて Born To Be Blue』 | 元・歌えない初心者がトレーナーに〜超初心者のためのボイストレーニングこおろぎゆきこ等身大ブログ

元・歌えない初心者がトレーナーに〜超初心者のためのボイストレーニングこおろぎゆきこ等身大ブログ

ボイストレーナー・ジャズシンガーとして活動しているこおろぎゆきこです。
音楽、発声、英語、ジャズ、心理学など、勉強したこと興味のあることをシェアします。
等身大の女性「こおろぎゆきこ」として、色々語ります。
どうか必要な方に届きますように。

ライブ情報

 

配信の方法がYouTubeに変更になりました。
チャンネル登録をしていただくとスムーズにご視聴いただけます。

◉8月5日(木) 19:00〜(1時間の予定)

無観客配信ライブ

「こおろぎとしんじろーの歌って喋って60分」

視聴無料(投げ銭制)

AgehaBaseちゃんねる(YouTube)

 

 

配信ライブとなります。

◉8月7日(土)15:30〜(時間は予定)

@Music Salon ピアニティ(地下鉄森下)

ピアノ川島茂、ヴォーカルこおろぎゆきこ

『ピアニック・フェアー』(音楽番組風の配信ライブです)

視聴無料(投げ銭制)

Shigeru Kawashima(ピアニティ)チャンネル

 

 

祝!1周年記念スペシャル配信!

◉9月2日(木) 19:00〜(1時間の予定)

無観客配信ライブ

「こおろぎとしんじろーの歌って喋って60分」

観覧無料(投げ銭制)

AgehaBaseちゃんねる(YouTube)

 

 

◉9月9日(木)19:30〜、21:00〜

@サロンドあいり(神戸三宮)

4,000円(お食事と1ドリンク付)

メンバー決まり次第、更新します。

https://kobe-airi.com/index.htm

 

 

◉9月26日(日)お昼

@グレートブルー

チャージ、時間など、決まり次第更新します。

http://www.livehousegreatblue.com/

Vo. 林真二郎、こおろぎゆきこ、Gt.秦弘作

 

 

◉10月2日(土)15:30〜

@Music Salon ピアニティ(地下鉄森下)

2,400円とドリンク代

ピアノ川島茂、ヴォーカルこおろぎゆきこ

https://pianity.wixsite.com/top-page

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

おはようございます|・д・。)オハ

 

昨日の朝散歩で

チェット・ベイカーを聴いたので、

 

チェットの伝記的映画

『ブルーに生まれついて』を観ることにしました。

 

 

伝記映画、と書いたけど

チェットの本質を描くために

半生の一部分を切り取り脚色して解釈を広げた、

 

そんな映画だな、と感じました。

 

伝記映画って

事実を羅列すると

観る側が

その人の本質を見誤ることもあるような気がしています。

 

何よりつまんないし( ̄ε ̄)

 

その点この作品は

フィクションなんだけど、

彼の葛藤や弱さや繊細さが

見事に表現されていました。

 

だから観る側は

 

ジャズ好きで、彼のことをある程度知る人なら、

彼のサウンドに宿る彼の本質を

ひとつのラブストーリーと作品内の演奏や歌唱をとおして

感じることができるし、

 

チェットやジャズのことをあまりよく知らない人は、

ひ弱なダメ男と

そうと分かっていても離れられない女の

恋愛映画として観ることができる

 

よく出来た作品でした。

 

なによりも

 

主演のイーサン・ホークは

みずからチェットの伝記映画の企画を別に練っていたくらい、

チェットに魅了されていたらしく、

 

素晴らしい演技でした。

 

ルックスも本物に寄せてたし、

歌も良い(チェットにしてはキーが低いけど笑)。

 

こういう、

打たれ弱くて情けない男がハマるのよねイーサンて( ̄∀ ̄)

 

映画のタイトルである

『ブルーに生まれついて Born to be blue』とは

 

以前にこのブログで紹介した

メル・トーメが作った曲のタイトル。

 

チェットのことを言ってるの?と思うほど

歌詞が哀しくて好き。

 

古傷をチクチクやるような世界観、

かさぶためくる感じのイタ気持ち良さが

私は好きなのかもしれません。

(Mかもしれん笑)

 

この映画に先駆けて

1950年代に録音された「Chet Baker Sings」と

1985年の作品「Chet Baker Sings Again」の

2枚のアルバムを聴きました。

 

先のアルバムでは

 

映画の中でも

「女みたいに歌う」と揶揄されていましたが

中性的なヘタウマっぽい歌声は、

そのままトランペットのプレイにも表れていて

 

控えめだけれど

オンリーワンな自己主張がちゃんとある演奏・歌唱です。

 

 

後のアルバムは

ジャンキーになって、クスリ絡みの喧嘩でアゴと歯を折られ

トランペッターとしては再起不能と言われながらも

復活を遂げた時代の作品。

 

演奏も歌も

音程、発声ともに不安定ながらも

味というか、不思議な魅力があり、

彼の心の中を覗きこんだような

不思議な感覚になりました。

 

 

どちらのアルバムも

それぞれの魅力にあふれていて

どちらも好き。

 

聴けば聴くほど

胸がチクッと痛むような孤独感を感じて

彼のサウンドに魅せられます。

 

彼の音楽を聴いて呼び覚まされてしまう、

 

「見たいけど見たくない、

知りたいけど知りたくない」

自分の中の孤独感や繊細さを

 

この映画にも感じて

 

脚色し映像化することで

逆に本質を突いた良い作品だと思いました。

 

ヘタレな彼が

たまらなく魅力的に映るのは

イーサンの持つ雰囲気と演技力のおかげだな(^^)

 

最近は

たくさんのミュージシャン映画が登場していますが、

 

ドキュメンタリーなのか

フィクションなのか

その映画が

何を表現しようとしているのか、

 

それを踏まえて捉えておかないと

史実と違うことを真実だと思ってしまい

知ったかぶりになり、

 

それは立場上マズイので(^▽^;)笑、

 

ちゃんと整理しておこう、と

先に史実を調べました ( ̄^ ̄)エヘン

 

・・・というわけで

 

今日は世の中4連休ですが

私は今日もレッスンのお仕事です。

 

がんばるもんo(^-^)o

 

皆様も

最高の週末を過ごしてくださいねヽ(゚∀゚)ノ

 

ーーーーーーーーーーー

 

こおろぎの最新情報は、こちらからチェック!

 

●公式LINE:

友だち追加

 

●それ以外は下記のページにあるアイコンから。

 (Twitter、Facebook、Instagram)

 

 

    

 

お友達登録して、最新情報をお見逃しなく!

 

ーーーーーーーーーー

 

New 2nd CD発売中!

『I Wanna Talk About You』

ジャズスタンダード5曲入り 1,500円

ヴォーカルこおろぎゆきこ、ピアノ生田幸子

 

1st CDも発売しています。

『In My Life』

ポップス・ジャズ・J-POPなどお気に入りを詰めた10曲入り

2,500円

ヴォーカルこおろぎゆきこ

ピアノ石川武司、ベース井手厚、ギター田村太一

 

購入ご希望の方は、

sekourogi@gmail.comまで

「CD購入希望」とタイトルをつけて、

お名前・メールアドレスをお知らせください。

 

image