皆様こんにちは。
先月から航空局が主催のスタンダードミーティングなるものがフィリピンのフライトインストラクター全員を対象に実施されました。
初めての試みであり、航空局が費用負担をして朝の8時から17時まで一日みっちり3食付きで行われました。ちなみにメリエンダという10時と15時のおやつタイムが必ずあるのがフィリピンで、おやつという名のもとに通常の食事をほぼ同じ量を食べるフィリピン文化では8時から17時イコール3食は当たり前に支給されるものと考えられています。笑
フィリピンのフライトインストラクターと一言にいってもフライトスクールだけでかなりの校数があるフィリピン。私が参加した最終会も150名ほどの参加者がいる状況でマニラだけでなく、フィリピン国内各地で計5回開催されたとのことでした。つまり500名弱ほどが参加したことになります。
内容としては航空法の解釈がばらばらにならないように統一し、スタンダードを図ること。また、チェックライドというフライト試験を実施するにあたってどういった内容が実施されるべきなのかといった規定の見直しです。航空局のトップたち（私の仲の良い方たちですが。。）が司会進行でパワーポイントを使用し、インストラクターたちにもわかりやすく説明され、多くの質疑応答が行われていました。
私たちのスクールではこういった規定はしっかりとインストラクター内で航空局にその都度確認し、トレーニングを提供しているため特に混乱も質問もありませんでしたが、他のスクールではほぼわかっていないインストラクターなどもおり、質問内容に驚く一面もありました。。しかし、こういった小さな疑問を取り除くためにも航空局は今回のミーティングを非常に重要視し、また参加しなければライセンスの更新ができないという条件まで付けられ、出席は朝と終了時の2回にサインをする形で行われ、中抜けがないように非常に厳しくチェックを行われました。
航空局が主催してこういったことが実施されるのは初めてのことでしたが、それだけ航空局もフィリピンの航空事業をより安全に、より厳しく発展させようと意欲的なのが伝わりました。また教官たちにとってもルールの再確認を行う貴重な機会となりました。
皆様もフィリピンで一緒にフライトトレーニングをしてみませんか？
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
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