改めて感じることがあったので...
私は、俳優業が大好きだ
演じることも撮影も、ロケも全部好き
演じる時は、まず台本に目を通し流れを把握
その後に台本とひたすらにらめっこして、覚え
最後に自分の役とにらめっこ
そうして出来上がるのが役
一人一人の役作りにはまず、この人がどんな人か
そして、どんな癖があるのか、人間観察をする
この時が先ず楽しくて、面白い
セリフを頭に入れるだけだと、人物像が分からなくて、キャラも馴染まないけど、役と向き合うと凄く馴染む
そして、その役に愛着が湧く
そうして自分の中の役が出来上がる
昔からただ覚えるという行為が嫌いで、社会や理科は特に苦手分野だったけど
台本は確かに覚えるのだけど、自分にとって苦手という感覚がなくいれるのは楽しいという感覚から
だと思う
これが自分にとっての演じるなのだとも思う
撮影はもちろん大好き
出来上がったデータがどうなってるのか見るのも
カメラマンさんがどう撮るのか、それすらワクワクする
自分の中で1番かっこいい自分、可愛い自分、色んな表情を写真1枚におさめるのだ
もちろん失敗することも、イマイチなこともあるけど最高の1枚がとれるとより幸せを感じる
そして収録現場も自分にとって大好きな場所
衣装さん、ヘアメイクさん、ディレクター、助監督、監督、音響さん、照明さん、カメラさん等たくさんの方がいて全員が一つの作品に向き合っている
衣装にしても、少しの変化
ヘアメイクにしてもシーンに合わせて少し変えたり
音響も毎シーン調整したり、
照明も同じように調整をする、
そして、カメラさんのカメラワーク
たったワンシーンでも全ての人が最高のものを作ろうという思い出動く、たった一つのシーンでも、
全員の技術があって撮影が成り立つ
その上で我々役者もそれに負けないように演技をする
というかしなければならない、するべきである
だから日々努力する
そんな皆の努力、技術の結晶がドラマや映画だと思う
こんな素敵な場所がほかにあるのだろうか
自分にとってはこの仕事が1番大好きで、
大切な場所なんだと思う