A-388 アマルナの王女胸像
Ａ－３８８ アマルナの王女胸像 Ｈ．２０×Ｗ．１２×Ｄ．９．５ｃｍ （パリ・ルーブル美術館収蔵）
今日はエジプトもので取り上げそびれていたものを・・・
これは由来のはっきりしている石膏像です。
オリジナルがあるのはルーブル美術館。古代エジプト文明のアマルナ時代（新王国・第１８王朝・紀元前１４世紀頃）に属する作品です。
本物の映像はこちら、
本物が素晴らしすぎて石膏像の映像がかすんでしまいますね。
着色された髪、眉、唇などがはっきりと残っていて、全体的な完成度の高さを伝えています。
ネフェルティティの彫刻に通じるすらりとした首筋、少しだけ誇張されたあご、特徴的な唇、などのアマルナ時代の特徴が、人物の写実的なリアルさと完全に調和しているように思います。
それでいて、この彫刻のサイズは高さが約２０ｃｍ！！まさにマスターピース！！！
ルーブルの解説本によれば、アメンヘテプ４世（アケナテン）と王妃ネフェルティティとの間にできた六人の子供達の中の一人と関連付けられる作品のようです（美術館側でもはっきりとは分からないようです）。
長～～い古代エジプト文明の中にあって、”アマルナ時代”というのはまさに”ルネッサ～ンス”な時代で魅力的な彫刻作品がたくさん作られています。
石膏像でも、この時代のものはいくつか作られていて、
などがあります。
アケナテンの石膏像があればなあと思うのですが、なかなか原形にめぐり合いません。
エジプト・カイロのアケナテン像。こんなのいいな～～。”顔”。。。長～～～いですね。
今回取り上げた、Ａ－３８８ アマルナの王女胸像は、私共の運営するオンラインショップ「石膏像ドットコム」で実際に購入していただくことが出来ます。以下のバナーをクリックすると、ショップに入れます。よかったら覗いてみてください。
ランキングに参加しています。下のボタンをポチっと押していただけるとポイントになります。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
