A-369 アモン神とムト神
A-369 アモン神とムト神 H.18×W.8×D.8cm (パリ・ルーブル美術館収蔵)
紀元前1200年頃の古代エジプトの彫刻です。
新王国時代(紀元前1570~1070年)のころ、だいたいラムセス二世の治世と同じくらいの年代です。ちなみにモーセの出エジプトは紀元前13世紀と言われています。
さて、この石膏像では二人の神が仲良く腰掛けているわけですが、まずはアモン(アメン)神の方から、
男性の姿で頭に長い帽子をかぶっているのがアモン神。
元々はルクソール地方の大気の神であり、豊穣の神でした。古代エジプトの中王国時代(紀元前2040~1663)の頃から太陽神ラーと一体化した”アメン=ラー神”としてエジプトの歴史・文明の中心に位置し、エジプトの神々の主神となりました。
そして、全体的に”ハゲ鷹”のイメージで表現されているのが、アモンの妻であるムト神。
今回の石膏像は、高さが僅か18cmしかないようなサイズにも関わらず、この二人の神々が非常に精巧に彫り上げられています。
写真があんまりですが、拡大していただくと細工の細かさがお分かりいただけるかと思います。
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