認定試験対策として、自分がオリジナルで作った、生活科対策の資料。

それを活用して自分が合格したのをいいことに、「よかったら差し上げますよ」、と、2年前?3年前?よくおぼえていないけれども、それくらいから、希望されるかたに、配っています。


つい先日も、「ください」という方がいらっしゃったので、メールで添付送信しました。



すぐさま、お礼のメールが届いたのですが、そのメールのなかで。



>

>論述問題は模範解答がないので、どれを選ぶべきか迷います。
>sekkieさまが生活科を選んだ理由を参考までに教えていただけませんか?
>


とありました。

念のため、過去のログをざっと見たのですが、そのこと(生活科を選んだ理由)に関して、これまで言及をしたことは、多分なかったみたい。
というわけで、以下、理由をつらつらと記してみます。うまくいくかな。


まず、前提として、わたし自身が小学生の頃に、「生活科」という教科がなかったことが、自分にとって、一つの大きなファクターでした。
だから、むすこの授業参観で「生活科」の授業を観たり -ちなみに、自分たちで植えたさつまいもを掘るという内容でした- 、生活科探検にて協力してくれる保護者に、名乗り出たりもしました。
それでも、「生活科」のことがそれでわかったわけでは、てんでない。そりゃそうだ。



自分が生活科の授業を受けた経験がないのに、いざ教員になったら、生活科を教えるかもしれない可能性(決して少なくはない)に出くわす。

ぼくのなかで、これは、徹底的に「まずい」だったのです。

ましてや、今から教員になろうという身で。


だから、こそ、選んだ。

とことん、勉強しなくちゃと、思った。

ただ勉強しただけじゃダメと知りつつ、でも、その勉強すら怠ったら、教えるなんてとんでもない、と思ったです。



また、生活科の2次論述って、たとえば、「自分で栽培する植物で、ヒマワリがよく選ばれるのはなぜ?」とか、「学校で好んで飼育されるのがウサギなのはなぜ?」とか、「作物を育てるのに間引きするのはなぜか。どんなものを間引きするのか」とか、そういった問題に対応できなくちゃいけないじゃないですか。


わたし、正直、そういったあたりに根本的に疎くって、でも、小学校の教員になるにあたり、『わたし、疎くって~』、では、済まされないじゃないですか。


だから、ほんのわずかでも、そういった知識を、この機に身につけたかった。そんな動機もありました。


でもそのおかげで、たとえば2年前、2年生の生活科の授業を入りで担当したときにも、苦土石灰を事前に蒔いたり、そのことで校務員さんにいろいろ相談したり、勉強をしたことが、ひそかに活きたりもしています。

校務員さんに教えを乞う機会にもなったしね。

わたし、会社員時代、「くどせっかい」なんてことば、知らなかったもの。



なおみさん、とりあえず、質問に対する回答としては、以上です。



ただ、「以上」と言いつつ、生活科をとことん勉強するメリットが、わたしには、もうひとつ、挙げられます。

余力があれば、明日にでも、それをここに記すつもりです。

(できなかったらごめんね)