南北朝(1336~1392年)の頃から

つばきやま>と呼ばれた土地を、

明治11年(1878)に、

山縣有朋が購入し邸宅・庭園を造り

椿山荘(ちんざんそう)>と命名

  ※山縣三庭園・・・・・京都の無隣庵、小田原の古季庵、目白の椿山荘

 

昭和20年、東京空襲で大部分が灰燼に帰してしまう

 

昭和27年(1952)、ガーデンレストラン<椿山荘>としてオープンし、

以来、高級結婚式場の名門として現在に至っています

 

その日本庭園において、

3月~4月上旬には、約20種100本の桜や

1、000本の椿が見頃を迎えます

 

神田川・江戸川橋近くの桜

 

 

椿山荘入口

 

 

ホテル棟ロービーから下階の庭園入口へ

 

 

 

かつて “つばきやま” だった<椿山荘 (ちんざんそう)

椿がアチコチに自生、植樹されています

 

弁慶橋

 この沢はもともと孟宗竹の生える林の裏地にあったことから、

 <竹裏渓>と呼ばれていた

 弁慶橋は通称<赤橋>とも言われる

 5月中旬には飛び交う蛍が楽しめます

 

 

庚申塔

 寛文年間(江戸時代初期)は、各地で庚申信教が盛んとなり、

 数多くの庚申供養塔が建立されたが、

 この庚申塔は、寛文9年(1669)に作られたもので、

 当時から現在の位置にあったと伝わっている

 

羅漢石

 江戸中期の画家伊藤若沖の下絵による五百羅漢の内の約20体が、

 京都・伏見の石峰寺にあったものを大正14年頃に移したとされている

 

 

 

  古香井(ここうせい)

  古くから東京の名水に数えられた由緒ある湧き水

  秩父山系からの地下水が湧き出ているもので、

  1923年の関東大震災の際には、被災用に開放された

 

  十三重の塔

  戦国時代の武将で茶人でもあった織田有楽(織田信長の弟)ゆかりの

  層塔と伝わる

 

御神木

 樹齢約500年、庭園最古の椎(シイ)の樹木

 根元の周囲は4m50cm、高さ約20m

 

白玉稲荷神社

 大正13年(1924)に京都下鴨神社にあった社殿を譲り受け移築し、

 翌年に伏見稲荷大社から白玉稲荷を勧請して椿山荘の守護神とした

 

三重塔

 国の有形文化財に指定

 広島県の竹林寺に建てられていたもので、

 椿山荘庭園には大正14年(1923)、

 山縣有朋から譲り受けた藤田組二代目当主・藤田平太郎男爵

 によって移築された

 平成22年(2010)に、新たに聖観世音菩薩が奉安され、

 <圓通閣>と名付けられた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文京区関口2-10-8