[INNOVATION CLASSICS
西本智実×高見沢俊彦]
@オーチャードホール
西本智実率いるイルミナート・フィルハーモニー・オーケストラとTHE ALFEE高見沢俊彦の共演
両日ともスタンディングオベーションで割れんばかりの拍手で大盛り上がりでした!
そして終始、照明がとても綺麗でした。
THE ALFEEは年代で言えば親世代だけど、僕(今日現在28歳)は小学5年生の時に自宅にあった母のカセットテープで初めてその音楽を聴いてから、17年間ファンとして聴き続けてきました。
勿論、「夏の野外ライブ」や「武道館のクリスマスライブ」にも足を運んできました。
そんな遠い存在と思っていた方々と同じステージで一緒に演奏する日が来るなんて思ってもいませんでした。
今回ファンの1人として高見沢俊彦さん、吉田太郎さん(ドラム)、ただすけさん(キーボード)のお三方と共演することができて本当に楽しかったですし、感動しました。こんな幸せは滅多に味わえません。
僕自身もオーケストラや様々な現場でドラムを演奏することが日常的にありますので、当時からサポートドラマーとしてご活躍されていた長谷川浩二さんの演奏を観て・聴いて、どれだけ勉強したことか。
途中、長谷川さんがALFEEを引退されてサポートドラマーが吉田太郎さんに引き継ぎとなった時は衝撃でしたが、吉田太郎さんの演奏もそれはそれは本当に素晴らしく、これまでと同様に沢山勉強させて頂いております。
ALFEEは様々なジャンルの演奏を手掛けているので、これらを聴き続けてきたことが、僕が様々な現場での対応力の基礎を身に付けることができた理由と言って間違いないと思います。
リハーサルの合間の休憩に吉田太郎さん、ただすけさんのお二人とお話をしていて、普段バンド活動を主としているお二人が突然オーケストラと共演するとなると、一番難しいポイントはやはり「タイミング」(音の出し方)とおっしゃっていました。
音を出すタイミングです。
これは普段オーケストラで演奏している我々も、一番最初に苦労するところです(特に打楽器)。
「せーの!ドン!」
では無いのです(笑)
しかしそこはさすがプロです。
2日間のリハーサルで音の出るタイミングを見極め、素早くそれに順応されていました。
やはり長年の経験や知識、ポテンシャルが違います!
逆を言うと、どんなプロでも悩むところは同じなんだなと、そういう意味では少し安心しました(笑)
他にも色々なお話を聞くことができて、そして間近で演奏を聴くことができて、勉強になることがたくさんありました!
同じ演奏家でも、違うフィールドの人間が同じステージで同じ方向の音楽を共有し、目指すとはこういうことなんだなと感じることが多々!
とても貴重で充実した、幸せな4日間でした。
追記はまた後日。
今はとにかく眠い!笑