せっかくどうも。
1ヶ月ほどブログ更新してませんでした。
さて、前から思っていたことを書きますね。
霊能って芸能なんですよ。
突然なんだと思われるでしょうが、霊能ってある意味芸能なんですよね。
エンタメです。
イタコとかって昔は目の見えない方の職業のひとつでした。
その道でしか生きていけない、食べるために職業として霊能の道に入ったという歴史があるみたいなんです。
まだまだ資料とかを調べ尽くしてはいませんが、たぶんそう言えると思います。
霊という見えない存在の言葉を生きている人に伝えるエンタメだったと俺は考えています。
明治の頃まで存在していたと言われる歩き巫女も、門前で祭文や祝詞を上げて、主人から上がりなさいと言われると、一宿一飯とお礼のお金を貰っていたそうです。
春を売ることもあったそうですね。
ありがたい祭文や祝詞をわざわざ家の前で披露してくれるのは出前エンタメと言えるでしょう。
門前で何かを披露してお金を貰うのは現代でもお祭りの際に見られる行為です。
長崎にも各家庭や商店街でくんち(山車のようなもの)を見せてお金を貰う風習があります。
江戸時代やそれ以前にも山伏は町の中で祭文などを披露して賽銭を貰っていたそうです。寺社を持たない山伏にとっては大切な現金収入のひとつだったと言えます。
現代のストリートパフォーマーや路上ライブにあたるエンタメだったと思います。
その山伏が町の中で披露していた祭文芸能がいまでも、デロレン祭文として芸能文化的に残っています。
いまでこそスピリチュアルとかに含まれて、宗教的になっている霊能ですが、(スピリチュアルは元々宗教を離れて自由に精神世界を語るという運動から始まったとされていますが、今や宗教的になっていますね)俺が調べたものから考察すると、明治時代に廃仏毀釈で仏教を弾圧した時代に行き場を失った僧侶や、陰陽寮が廃止されて仕事を失った陰陽師が在野でお金を稼ぐ手段として選んたのが霊能者という民間宗教者だったと思っています。
霊能という特殊スキルでお金を得る、つまりエンタメだったと俺は考えています。
だから、霊能者は「霊能力」があるかどうかということより、「霊能をエンタメ的に見せて、人を魅せる」能力がある人を言うのではないかなと思っています。
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