悠真君からの電話が毎日3回も4回もかかってくるようになった
斗吏が体調悪いけど俺も体調悪くて斗吏のそばに
行ってやることができん。
斗吏の病院までホテルから遠くて電車とバスを乗り継いで
行かなあかん。
それでも毎日行こうと思っているけど。お金もきついし・・・・
体力的にもしんどくなってきた。
斗吏が毎日パパはまだ来ないの?って大泣きしている。
病院の事務長からも入院費の催促の電話が毎日かかってきている。
病院代もかさむ一方で大阪に帰れば全額すぐに支払えるけど
今の俺の状況では無理。
体力的にも大阪まで帰れない。
しかもホテルに泊まるお金もやばい。
なんとか助けてくれないか?
お前しか頼る人がいない。
俺が他の人に頼ることができん性格なのはお前が一番
わかってるやろ・・・・
頼むから俺を帰らせてくれ!!
って毎日何回も何回も連絡来る。
そのたびに私もあほやから騙されているとも
思わずにここで出してあげたら必ず戻ってきて
くれるから・・・・
私を幸せにしてくれるのは悠真くんしかいないから・・・・
だから私が助けてあげるんだって
必死になってお金を用意していた。
毎日毎日・・・・
どんどんどんどん、精神的にも体力的にも
おかしくなっていった。
毎日薬飲んで
ボロボロになっていく自分がいた。