昼飯はみんなまた燕菜小厨に行くというのだが、一人M君が通りの反対側のモールの中に「老盛興」ができたので行ってみたいというので僕も一緒に行ってみる。

先日マックで一人で食事をしたときにこの「老盛興」の店を新しく工事していて作っているのを見ていたので、あっ開店したんだ、と興味が湧いたのだ。

実はこの老盛興は昔、近くの莘浜路にあったのだが、最近なくなってしまっていた。ここに移転したんだなと思っていた。

初めての店なので何を頼めばいいかわからない。なのでやむを得ず辣肉麺というのを頼んでみる。16元。店はものすごく混んでいて我々二人も知らない人と相席だったが、ふと気が付くとうちの会社のガールズ3人が6人テーブルを店員に片づけさせていたのが見えたのでM君と二人でそのガールズの席に移動して一緒に食べる。ガールズと言ってももう結婚して子供がいるのだが、まだまだ30代前半のお母さんたちである。彼女らは餅の上に大きな豚肉を揚げたものが載せてある猪排糕なるものを食べていた。なかなかうまそうである。さすが中国人だ。

M君は途中で小龍包が食べたいと追加で頼んで来た。小龍包は6元だ。

辣肉麺は肉がしょぼく、それほどではなかったが、小龍包はなかなかおいしい。特に「老振昌」とくらべると食べたあとの人工調味料の味がしないのがよい。

 

家の隣の工事のせいで騒音がひどすぎてクーネルが会社に避難しに来たので、帰りは一緒に帰って、あじやに行って焼肉を食べる。いつものようにハラミ、ロース、カイノミ、レバーを食べ、ビール、ハイボール、マッコリを飲む。

 

中国ローカルの安い定食屋の店の名前は「老xx」というところが多い。モールの中にあるのは老振昌(LaoZhenChang)、今日の店は老盛興(LaoChengXing)。そのほか上海市内には微妙に名前の違う老なんとかという店がいろいろある。上海だけかもしれないが、この手の店にはそういう名前を付けるのがふつうなのだろう。