障害者用駐車スペースのパイロン | せきそんクリフ

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後縦靭帯骨化症があり、頚椎損傷しております。

休みの日にモーニングサービスを行なっているお店に朝食を食べに行くことが休日の楽しみの一つです。

 

お店には車で行くのですが、困ったことがありました。

モーニングサービスのあるお店リストの一つに複数の店舗で駐車場を共有しているお店があります。

そこでは、通常駐車場の係員がいて駐車場内の車を捌いてくれていて、障害者用スペースにパイロン(三角コーン)を

置いたり避けたりしてスペースを確保してくれているのですが、モーニングサービスを開始する時間にはその係員の方はいません。

 

しかしながら、パイロンは置いたままです。

その時間帯は駐車場も空いているので他にも駐車できる場所はあるのですが、障害者用スペースに停めたい理由は建物から近い

という理由もあるのですが、一番は隣の車とのスペースなんです。

私は車椅子は屋外では使いませんが、ドアを全開しないと乗降できません。

通常のスペースでは隣の車にドアが当たってしまいます。

同乗者がいれば、パイロンを移動してもらうこともできますが、基本単独行動の私では移動はほぼ不可能です。

 

といったよくある話です。

先ほどその店に開店と同時に行ったのですが、やはりパイロンが置いてあり係員はいらしゃいませんでした。

少し離れた場所に隣にスペースの空いた場所があったので、そこに駐車して食事をしました。

帰りに係員の方がいらっしゃったので、「なぜ、係員の方がいらっしゃらない時間もパイロンが置いてあるのですか?」

と聞いたところ「駐車されないためです」とおっしゃるので「では、私はどうやって駐車したら良いのですか?」と聞いたところ「係員がどかします」とのこと「いらっしゃらない場合は?」と聞いたら答えられなくなってリーダー的な方と交代。

「係員がいない場合は他の場所に停めてください」と言われるのでなぜ障害者用スペースに停めたいかの理由を話したら

理解できたようで「その時は管理事務所に連絡してください」と言われるので「連絡先を教えてください」といったらちょっとお待ちくださいと言われて事務所へ戻られた。

少しして戻ってこられて、「今後、係員がいない時はパイロンを置かないように変更します」とのことでした。

 

他の人が障害者スペースを使われている場合は、何の感情も湧かないのですがパイロンがあって停められないのはどうしても理解できなかったので今回の対応で満足です。

 

障害者用スペースを適切に利用してもらうために、頑張っていただいているのはありがたいのですが、もう少し想像力を働かせていただけると障害者用スペース設置の目的と運用方法がわかると思うのですけどね。

この対応方法は埼玉県のHPに載っていますね。(私は埼玉県在住ではないですが)

あんまり権利を主張するのは好きではないのですが、お伝えすることで変わってくれるならいいですね。