今日は人間ドック(定期健康診断)でした。
会社の責任で1年に1回受診しなければならないのですが、予約も自分で行わなくてはなりません。
前回は昨年の12月で前々回は昨年の3月。
いずれも1年の間隔を空けていないのですが、弊社の年度は4月~3月なのでこんなこともおきてしまうんです。
昨年度は12月だったで、また12月に受ければいいのですが人間ドックの予約、特に内視鏡検査の受診はなかなか取れないのです。
そこに、このコロナウイルスの影響。
多くの健診機関はこの3月から5月末頃まで検査を中止していました。
この状況を考えると、そのしわ寄せで後半は更に予約が取れなくなるだろうと、そして冬季の方がコロナウイルスだけでなくインフルエンザも含めて感染リスクは高まるだろうと考えて5月末頃に予約状況を確認したら、丁度今日が空いていたので予約していたんです。(その後は12月末まで予約はいっぱいでした。)
その予約はネットでしたのですが、直ぐに健診機関から電話がかかってきて、内視鏡検査受診者はPCR検査が必須で人間ドックの2日前にも健診機関まで来てほしいとのことでした。
この健診機関は近所の大きく、全国的にも有名な病院なのですが、4月末に新型コロナウイルスの院内感染が発生してしまい、その後対応が徹底しているのでこのようなことになっているだと思います。
入院患者もPCR検査必須で、今月初めに同居している母ががんの手術のために入院したのですがやはりPCR検査を受けました。
都合、我が家は今月全員がPCR検査を受けて陰性が確認できております。(PCR検査費用は全て病院が持ってくれます。)
というわけで、2日前にPCR検査を受けました。
検査会場は病棟の脇にある屋根付きの半屋外のような駐輪場を使っており、受診者は距離を空けた椅子に座って待機し、呼ばれると設営されたテントに入り、検査員が鼻に綿棒を突っ込んで組織を採取して終了です。あっという間に終わります。
陽性であれば連絡が来るが、来なかったら陰性なのでそのまま人間ドックを受診してくださいとのことでした。
そして、無事に今日の人間ドック当日を迎えました。
しかし無事と言っても、人間ドックってめっちゃくちゃ憂鬱なんです。
まず、検便です。
なにせ、排泄障害があるので排泄コントロールはいつも苦労しています。
それを、ドック4日前からの期間で2回採取しろというのは至難の業です。
薬で追い込むことになるのですが、もし当日までにうまくコントロールできずに検査当時を迎えた日にゃ気がかりで検査どころではなくなってしまいます。
また、当日も着替えから検査ベッドからの起き上がりまで不安なことは山積みです。
長くなってきましたが、今日は8時までに行かなければならないので7時30分にタクシーを呼んで健診機関に向かいました。
受付時に介助なしで大丈夫かといろいろと心配してくれました。
ロッカーキーを受け取って更衣室に入ったら、係の人が来てくれてやはり大きな部屋を用意すると言って、VIPルームを使わせてくれました。
どういう方が使われるのかわかりませんが、待合時間を過ごすためのとても立派な部屋があってそこを使わせてくれました。
検査は無事に進み、最後は問題の内視鏡検査です。
健診センターからは少し離れた一般病棟にある内視鏡センターで行われるのですが、少し遠いので車椅子で係の方が送ってくれました。
内視鏡検査はこれで4回目なのですが、一番最初に鎮静剤を使わずに行ったら苦しいこと苦しいこと、おそらくOPLLの影響もあるかもしれませんがホントに辛かった。
その後2回は鎮静剤を使ってとても楽だったので、今回もお願いしました。
ところが・・。
腕にラインを取ってシリンジで投薬するのですが、ラインどりが上手くいってなかったらしく鎮静剤が血管に流れ込まなかった。
最初は少しボンヤリしたなと思ったのですが、その後は目がしゃっきり!
そのまま検査となったので苦しい苦しい、しかも腕は痛い痛い。
なんとか終了したのですが、せっかっく鎮静剤を頼んだのにまったく意味がありませんでした。
検査センターに戻ったら、看護師さんや医師やらがちょっとした騒ぎになり、後日何か症状があったらいつでも連絡してくださいと言われて終了しました。
で、この時期の人間ドックは正解でした。
最近新型コロナウイルスの感染者数は爆上がり中ですが、感染者数自体はそれほど重要ではないと思っていて、オーストラリアの状況を見るとやはり冬季は重篤化しやすいのではと思っています。
また、この時期は薄着。
この恩恵は大きくて、着替えがやっかいな私には薄着の時期の検査は精神的にも楽でした。
来年も夏季に予約しよっと