たのしみにしてた40代が
世界的疫病に脅かされると
想像もしなかった。
コロナ禍は自粛と対策で
家族にも友達にも会えなくて
仕事まで空白になってって
社会は人と人とで支えられ築かれたものだったのだと
豊かな存在だったのだと、改めて 思い知る。
先行き不安ゆえに
終活の心持ちで持ち物を丁寧に整理したり
喉を通らなくならないよう食のマイブームを確保したりして
"感情の副産物=魔もの”に耐えしのぐ
空白の日々は人生について考えさせられた。
健康や命、
物理的空間を失った人
家あれど精神的逃げ場がない人
貯金の底が見え始めた今年半ば、
人生初の趣味に出会い仕事も少しずつ再開し始め
そこからは流れが速く充実していった。
どこで、だれと、なにを、どうするか…
都度、瞬間、懸命にやってきたけれど
水の膜で覆われてるような
息ができないどうしようもない感じがあった
それが二十年ぶりに目の前の光景が色づきはじめた。
どんなに周到に計画しても
これからも予想外のことは起こる。
人生って思ってたよりも短いみたい。だから
思いきり頑張って
思いきり楽しんで
思いきり笑い合う
もっと勉強して
好きをもっと極めて
もっともっと知識を深めて役立てたい。
誰かの正解よりも自分の正解を、
責任をもって一日一日を大切に過ごしたい。