70前半の独身女性で在宅酸素療法していました。
今月1週目に行った時、突然アルバムを出され若い頃のお写真を見せられました
掃除があるからと言っても「いいから、こっちに来て見てよ」って(笑)
拝見したら若い頃は今よりかなりふっくらと可愛くて、ちょっと意外でした。
ご両親のお写真もあり「久しぶりに見たわ(笑)」としみじみ…
そして翌週、仕事に入る前に事務所から連絡があり、体調が悪いようなので、「いつもと違ったら訪看さんに連絡を」と指示が…
室内に入ったら部屋で座り込んでる姿が見えたのですが、血だらけで
お顔を覗き込んだら眉毛の上が切れていて血がダラダラ出てる。
早朝トイレに行こうとしたら、敷物に足を取られて転倒、何処かにぶつけて切ったようだ。
事務所と訪看さんに連絡し程なく来ていただけた。
看護師さん開口一番「どうしたの?転んだ?だから入院しなって言ったじゃない」と、いきなりお説教
どうやら前から入院しろと言ってたらしい。
でもコロナ禍に入院すると友達に会えなくなるからと拒否してたんだって。
でも看護師さんに「家に居てまた同じこと起きるとヘルパーさんや他の人に迷惑掛けるんだよそのまま死んだらどうすんの」と、お説教されてその日に入院になりました。
後日、事務所に連絡があり状態が悪いので、自宅生活はこれ以上無理なので支援は打ち切り、とのことで終了となりました。
そして入院から10日目にお亡くなりになったと連絡が…
最後にお会いした時には、かなりしんどそうだったけど、今は楽になってアチコチ好きな所に出掛けている様な気がします
アルバムを開いたのも、何か虫の知らせだったのかもしれません。でも最後のそういう場面に立ち会えて、有り難いというか感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも仕事頑張ろうっと
出勤前にパチリ。
雲って本当に芸術家ですね