みなさん、おはようございます

     こんにちは

     こんばんは

 

ー七計の兵力は、受験における学習時間と

 いうことでした。ただ気になるのは学習

 時間が多ければ良いというわけでもない

 という老子の言葉が気になります。

 

 

憂多:「老子、前回兵力、受験では学習時間

    の量が勝敗を分けるということでした

    が、ちょっと気になることがあるんだ」

 

そんぴん老子:「ほう、それは何じゃな」

 

憂多:「それが老子が学習時間は多ければ良い

    というわけではないとおっしゃった

    ことだよ」

 

そんぴん老子:「そうじゃな、実際の戦争での

        話をしようかの」

       「戦争の時に兵力が多い方が戦争

        に有利なのはわかるじゃろ」

       

憂多:「そうだね」

 

そんぴん老子:「しかし実際に多すぎると兵士

        の運用が難しく、兵がうまく

        機能しない、中国の赤壁の戦い

        やペルシアのギリシャ遠征、

        ナポレオンのロシア遠征などが

        その例じゃ」

 

憂多:「では学習時間はほどほどにということ?」

 

そんぴん老子:「ことはそんなに単純ではないぞ」

       

憂多:「あ~、もう分かりません 白旗です」

 

そんぴん老子:「では、答えを教えよう、それは

        量よりも質ということじゃ」

 

憂多:「なるほど、ではその質というのが、今回の

    七計⑥ 士卒 孰れか練れたる だね」

 

そんぴん老子:「そうなんじゃ、兵力よりもいかに

        鍛え抜かれた兵士の方が戦争では

        大活躍するんじゃ」

 

 

ー七計⑥ 学習量よりも学習した内容、つまり質が

 勝敗を分けるということが今回のポイントでした。