引き続き、ゲームプロット風のものを書いていきます!
タイトルは「キミは知ってる私のこと」
今日は人物設定二人分です。
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【重要前提】
・主人公にはイケメンたちの語る思い出の記憶が一切ない。
【魔法使い過去】
・主人公が以前「異世界転移」してしまった際の相手。
・主人公はこの魔法使いのミスのせいで、異世界に召喚されてしまった。
・責任を取らされる形で、主人公の世話を押しつけられた魔法使い。
・大きなため息をつきながら、主人公に「くれぐれも邪魔はするな」と勝手な物言いをする。
・魔法のことなんて少しも分からない主人公は、危ない薬品などが置かれていたら嫌なので、おとなしく魔法使いの研究を見守りながら生活をする。
・その中で召使い達が働いている様子が目に入った。
・炊事、洗濯、掃除。それぐらいなら出来ると主人公は、魔法使いの身の回りの世話をするようになる。
・そんなある日、魔法使いは無理がたたって体調を崩してしまう。
・主人公はそんな魔法使いのことを必死で看病する。
・その中で魔法使いは主人公に、物に魔力を込める力があることに気がつく。
・病気が治ると、その力を使い研究を進める魔法使い。
・今まで実用に足り得なかった、弱き者達の自衛用の魔法道具を実用段階に大きく近づけることに成功する。
・しかし、魔力を使うことに慣れていない主人公はその研究の最中、無理がたたって倒れてしまう。
・主人公が限界であることに気がつけなかった魔法使いは、酷くうろたえて看病をする。
・「俺は研究をしているとすぐに他のものが見えなくなってしまう。他人のことも、自分のことも。今回だってあんたが限界なことに気がつくことが出来なかった。だから今まで俺は多くのものを手放してきた。でも、俺は。あんたを手放すことが出来ない。研究から、そして俺のそばから、いなくなって欲しくないと強くそう思うんだ。」
【勇者過去】
・主人公が以前「異世界転移」してしまった際の相手。
・うっかり時空のひずみに落ちてしまった主人公は、運悪く魔王城近くの森に転移する。
・森の中で主人公は魔王の手下に捕まり、魔王城に連れて行かれることになる。
・城の地下牢に閉じ込められた主人公は、これから自分はどうなってしまうのかと途方に暮れる。
・しかし三日後、魔王城が妙に騒がしくなる。どうやら勇者が魔王城に乗り込んできたらしい。
・震える主人公の元に勇者が現れる。
・勇者は「ここにいては危ない」と主人公を救い出し、街へと戻っていく。
・街に戻ると勇者は、すぐに街の人間に取り囲まれる。
・人気者の勇者を、主人公は少し離れて眺めていた。
・勇者に連れられてギルドへ立ち寄った主人公は、身分証発行のために魔力量などの検査を行う。
・その際に主人公は、珍しい癒やしの力を持っていることが判明する。
・主人公は勇者と共に、魔物の残党狩りに精を出す。
・仲間達と共に旅をする内、世界は平穏が戻り、戦いが必要なくなっていく。
・それと同時に主人公にも「元の世界に戻りたいか」という神のお告げが聞こえるようになってきた。主人公はどちらを選択するのか。
・「最初に一目あんたを見たとき、俺はあんたが魔物に見えた。悪い意味じゃないさ。ただ、純粋な目をして、凄い力を持っていた。その上、凄く美しかった。言ってしまえば魅入られた。…あんたが異世界人なんかじゃなくて、いっそ魔物だったら良かったのにな。」
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これで三日目!
明日は逆転移してきた人とか書きたい