畑山隆則 氏 | 斉藤一平オフィシャルでもないブログ 「座右の銘は 人生ギリギリアウトです」
事件は約二年前、とある居酒屋で勃発した


竹原&畑山ボクシングジムの会合がありました


登場人物は

竹原慎二先生

畑山隆則先輩

ヨネクラジム
島田雄大さん

竹原ジムマネージャー
柴田貴之

御世話になってる松下さん


そして私


僕は優しい竹原先生には何でも言えるのだが


畑山さんにはそんなことはなく洒落が通じない


なので


完全にビビっている僕


それを知っていて、面白がる竹原先生が決めた席順


柴田 島田 竹原
  テーブル
松下  僕 畑山

距離
約40cm

完全に射程距離に入ってしまった


焦る僕


畑山さんを笑わせることを中心に話を進行する

二時間経過


いい感じに酔い出す時間


ここで竹原先生のジャブ


先生『畑山、こいつ、お前のこと陰で畑山て呼び捨てにしよるで』


スーーー


僕には血の気の引く音が聞こえた


射程距離内にも関わらず


先生の自分が面白ければ良いだろという


空気を読まず被害者を出す暴言


損壊的被害を被るのは



勿論



僕のみ


パニックに陥る僕


走馬灯の様に思い返す過去


そうか?


そんなこと言ったのか俺は



そんな恐ろしいことを俺は


言った


言ってない


どっちだ


言ってた


何回も


言ってた


何故だ


ウケるからだ


竹原先生や畑山さんの後援会やボクシング関係者といるときに


偉そうに呼び捨てにすると漏れなくウケる


しかも


尋常じゃなくウケる


ので

調子に乗ってよく呼び捨てにしてることをチクられたのだ


しかも相手は世界チャンピオン


世界チャンピオンの中でも強いとされてきた御方


付き合いが長いわけでも


仲が良い訳でもない


なんだったら


こんなに喋ったのは今回が初めて


そんな状況で畑山氏は僕の目の前で右の拳を左手の平にパシパシやりながら


畑山氏の第一声


『お前、そんなこと言ってんのか?』


斉藤一平はここでパニックに陥りました


どれくらい焦ったんだろう


プロテストの時に初めて後楽園ホールのリングに立った時くらいだろうか


なんとかこの状況を打開しなければならない僕は思考能力0の状態で言い訳を始めた


僕『言ってないです。そんなこと。先生、何言うてるんですか?』


竹原先生『いつも言いよるやろが』


右から聞こえる拳のパシパシいう音


僕は土下座して言いました


『違うんです。違うんです。畑山さん。僕はほんまに畑山なんて言ってないです。』





『畑て言うてるんです』







怒濤のような笑いが起きた


怒りを顕にしていた畑山さんが笑っている


余り覚えてないが


この時、僕は、息がゼェゼェ、心臓はバクバクしてた気がする


恐ろしい体験でした