昨日は、人形町へ。こんな古い建物もあるのよ。



あの頃ペニー・レインと

気になってた映画「あの頃ペニー・レインと」

見ました。原題の「Almost Famous」はブレイク寸前の意味ですが、この邦題の方が断然、この映画の魅力100%を表している。

あるブレイク寸前のバンドを追いかける、音楽ライター志望の15歳の少年と美しいグルーピーの女の子が織りなす70年代のアメリカを舞台にした青春映画。


これで思い出したのは、ユーミンの若い頃のエピソード。中学からロックに夢中になり、バンドを追いかけてたユーミン。彼女は御茶ノ水の予備校が終わると課外授業として、別のテリトリー六本木界隈に出没、大人たちの中でも有名で生意気な女の子となる。(自作の曲を売り込んだりした)


ユーミンはユーミン


この映画同様に、人気バンドを追いかけて、バンドの連中とできちゃう女の子たちを尻目に、彼女は八王子の実家の近くの横田基地で買った珍しい輸入盤のレコードを持って行って、彼らに渡したりして、なんと顔パスになっちゃったのです。

なんてユーミンらしいんだろう。カッコいい。ユーミンは昔からユーミンなんだ。


ユーミンが自身の言葉で語った本。昭和59年初版の「ルージュの伝言」はこんなユーミンの青春の日々の風景がたっぷり詰まっています。

この本もボロボロになってるけど、どこを読んでも面白い。天才ユーミンがどのように誕生したかを知る事が出来る貴重な本。大切な宝物の一冊。